「終のひと」
(C)「終のひと」製作委員会

 

TBSでは、深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」(毎週火曜深夜)で主演に柿澤勇人を迎えて『終(つい)のひと』を放送する。
原作は清水俊の同名漫画である『終のひと』(双葉社アクションコミックス刊)。柿澤が演じる、一見粗野なベテラン葬儀屋・嗣江宗助(しえ・そうすけ)と、仕事に忙殺され自分を見失ったエリート会社員・梵孝太郎(そよぎ・こうたろう)が、梵の母の急逝をきっかけに出会うところから物語は始まる。嗣江と梵という正反対の師弟が様々な死や遺族と真摯に向き合う過程で、現代社会の家族、孤独、老い、喪失、そして再生を描くヒューマン・エンターテインメントだ。
このたび、新たに西山潤と筒井真理子の出演が決定した。

 

母の急逝をきっかけに脱サラして葬儀屋に転職。嗣江に弟子入りする梵役に西山潤が決定!

 

本作で西山が演じるのは、医療器具の営業職として仕事に忙殺され、生きる気力を失っていたエリートサラリーマン・梵孝太郎。母の急逝をきっかけに嗣江と出会い、彼に憧れて葬儀の世界に飛び込む。しかし、熱い想いがいつも空回りして突っ走り、嗣江に𠮟責されてばかり。そんな梵だが、嗣江の背中を追いかけ様々な遺族との経験を積む過程で、一人の人間として成長していく。真面目過ぎる梵(愛称「ボン」)と、アウトローな嗣江の“正反対”バディが様々な依頼に挑む姿に注目していただきたい。
演じる西山は、映画「サイレン~FORBIDDEN SIREN」(2006年)でデビュー。映画「20世紀少年」シリーズ(2008~2009年)では主人公の幼少期役に抜擢され、注目を浴びた。
TBSでは、日曜劇場『ドラゴン桜』(2021年)で丸坊主の不良役を演じて話題に。来年放送の日曜劇場『VIVANT』続編では前作に引き続き別班員・熊谷一輝役を演じることが決定しており、これからの活動に注目が集まっている実力派俳優の一人だ。

 

「嗣江葬儀店」に長年勤める納棺師で経理担当でもある森文子役に筒井真理子が決定!

 

現在放送中の金曜ドラマ『フェイクマミー』に続き、2クール連続でTBSドラマ出演となる筒井が演じるのは、「嗣江葬儀店」の経理担当かつ納棺師でもある森文子(もり・ふみこ)、愛称「フミ」。
どこかミステリアスな雰囲気を纏い、葬儀店の財政難に頭を悩ませる経理担当としてだけでなく、プロの納棺師としても活躍する超ベテラン社員。先代の頃から「嗣江葬儀店」に勤めており、嗣江の幼い頃を知っている数少ない人物でもある。嗣江が社長となった今では、売り上げを伸ばせと日々彼にプレッシャーをかけており、一方嗣江を慕って葬儀店に入った梵には、やさしく寄り添って励ます母親のような一面も見せる。
筒井は主演の柿澤とは本作が初共演だが、ともに舞台でも活躍する演技派俳優である二人の掛け合いに注目してほしい。
 

本作は、誰でも一度は経験し共感できる「身近な人の死」を描いた普遍的なヒューマンドラマであると同時に、令和という時代を切り取った一話完結の痛快エンターテインメントである。遺族が自力で葬儀をしようとして遺体を腐らせてしまうDIY葬や、孤独死した父と生活保護の息子、ラブドールの葬儀などなど・・・様々な事情を抱えた人々の風変りな案件に、嗣江をはじめ、梵やフミといった個性あふれる「嗣江葬儀店」メンバーが、あたたかく、時にはハードボイルドに向き合っていく姿にぜひ刮目したい!
注目の初回放送は2026年1月13日(火)深夜0時58分からに決定。
 


コメント

 


西山潤

 

今年の2月に最愛の祖母を亡くしました。
臨終に立ち会った際にすぐに葬儀の話になり、こんなにも早く葬儀の話になるのかと驚きました。
友人の父が勤めている葬儀会社で葬儀をあげることになり、打ち合わせや準備に初めて携わったのですが、葬儀に掛かるお金のことや、決めることがたくさんあることを知りました。友人の父のサポートもありまして、心に残る葬儀を執り行うことができました。
このドラマのお話をいただいた際、作品と私が演じる梵に強いシンパシーを感じました。
バディを組ませていただく柿澤勇人さんは中学校の先輩でもありまして、様々なご縁を感じながら大切に撮影に臨ませていただいています。
葬儀屋ヒューマン・エンターテインメントを是非、お楽しみ下さい!
 


筒井真理子

 

文子は、嗣江と梵のふたりを、ときに背中をそっと押し、ときに静かに受け止める、そんな母のように温かく見守る存在です。
原作とはまた違う息づかいが重なり、物語がどんな風に立ち上がっていくのかを、現場で感じられるのが楽しみです。
柿澤勇人さんと西山潤さんのお二人の“バディとしての掛け合い”は魅力的で、その独特のテンポや呼吸に自分がどう入り、どんなリズムを添えられるのか、そう思うと自然と胸が弾みます。
監督やプロデューサーさんが示してくださった文子像も、体温と遊び心が同居する味わい深い存在で、そこに自分の色を重ねることでどんな化学反応が生まれるのか楽しみです。
“別れ”を扱う物語ですが、温度のあるドラマです。皆さまの心の奥に、そっと届きますように。

 

佐井大紀プロデューサー

 

西山潤さんの起用理由について
以前お仕事をご一緒した際に、明確なプランをもって繊細な感情の使い分けをされる役者さんだとお見受けし、母の死を超えて成長する梵役にと熱烈オファー致しました。しかし現場でお会いする度に、いつも素直で真っすぐで等身大すぎる西山さんご自身の愛らしさが、梵の魅力をそのまま現実世界に立ち上がらせたように感じられ、スタッフ一同西山さんがもはや梵にしか見えておりません。
 

筒井真理子さんの起用理由について
学生時代から筒井さんが出演された作品を拝見しており、その場の空気を一瞬で支配してしまう緊張感溢れるお芝居にも、お母さん役を演じられる時の柔らかく温かいお芝居にも、いつも心奪われていました。「嗣江葬儀店」の全てを知り、様々な死と向きあってきたミステリアスな女性でありながら、母性を持って嗣江や梵に寄り添う「フミ」という人物を立ち上げるには、筒井さんのお力添えを頂かずしては不可能だと感じ、意を決してオファー差し上げた次第です。
 
 

番組概要
ドラマストリーム『終のひと』
 

[放送・配信日時]2026年1月スタート
毎週火曜深夜0時58分から(※一部地域をのぞく、放送時間変更の可能性あり)
地上波放送終了後「TVer」「TBS FREE」にて見逃し配信
[スタッフ]製作「終のひと」製作委員会
制作プロダクションユニオン映画
原作清水俊『終のひと』(双葉社アクションコミックス刊)
脚本倉光泰子
川﨑龍太
金子鈴幸
湯田美帆
プロデューサー佐井大紀
池本翔
配信プロデューサー齊藤彩奈
高橋果菜子
杉山香織
演出小村昌士
大内舞子
[出演者]嗣江 宗助 : 柿澤 勇人
梵 孝太郎 : 西山 潤
森 文子 : 筒井 真理子

公式サイト
公式 X drama_streamtbs
公式 Instagram tbs_drama_stream
公式 TikTok @drama_stream_tbs

『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』
(C)清水俊/双葉社

 

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