すでにご存知の方もいるかと思いますが、
12月1日からauのSIMロック解除(SIMフリー化)の受付条件が変わります。
 

SIMロック解除の受付条件を一部変更
 
実は分割払いで購入したスマホは、すでに8月1日から受付条件が変わっていて“機種購入日から101日以降”より手続きができるようになっています。
 
12月1日に変わるのは、一括払いでスマホを購入した場合で、“支払確認後”すぐに手続きができるようになります。これはau系の格安SIMユーザーにとっては、最新の端末がすぐに使えるようになるのでありがたい話なのですが、大きな落とし穴がひとつ。
 
注意書きをよーく読むと…

  • 契約者ご本人さまの購入履歴がある場合のみお申し込みいただけます。2017年12月1日適用開始。
  • 対応機種を既にご購入されたお客さまにおかれましても、変更後の受付条件が適用されます。

とあります。
 
つまり、12月1日以降は、分割払いでも一括払いでも、auでスマホを購入した本人しかSIMロックが解除できなくなってしまうのです。
 
さらに、12月1日以降は、たとえ購入者本人であってもauの回線契約を解約していた場合は、“解約日から100日以内”でなければ、SIMロック解除の手続きができなくなります。
 
うーん、なんだかいろいろ面倒ですね…。
 
できるだけかんたんにまとめてみましょう。
 
■今からauの白ロム(中古スマホ)を買ってau系の格安SIMで使いたい場合

  1. SIMロックが解除されているもの
  2. 2017年11月30日までにSIMロック解除ができるもの
  3. SIMロックは未解除だが購入者本人がSIMロック解除手続きを確約しているもの

 
■12月1日以降にauの白ロム(中古スマホ)を買ってau系の格安SIMで使いたい場合

  1. SIMロックが解除されているもの
  2. SIMロックは未解除だが購入者本人がSIMロック解除手続きを確約しているもの

 
いずれかの条件を満たさないと、格安SIMは使えませんので注意してください。
 
もし、自分が購入者ではないSIMロック未解除のauのスマホが手元にある場合は解除できるのであれば必ず11月中に解除しておきましょう。というのは、SIMロックを解除しておかないと、中古ショップやオークションで売る時に価格が大きく下がることが予想されるからです。
 
手元のスマホがSIMロック解除できるかどうかは、下のサイトで判定してください。
SIMロック解除の合否判定
 
といいつつ、自分のようにモバイルルーターにつないでスマホを使っている場合、SIMロックがかかっていても関係ないので、SIMロックが解除できない白ロムが安くならないかな~なんて考えています(笑)
 

 

この記事を書いた人
小日向 淳/フリーライター/1970年東京都生まれ。
商社の営業を退職後、専門誌でライターとしての仕事をスタート。現在はフリーライターとしてオールジャンルの記事を書籍、雑誌、Webで執筆。趣味はサッカー観戦と音楽鑑賞、車と自転車いじり。

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