耐え難い悲劇と向き合う様をケイシー・アフレックが好演


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第89回アカデミー賞で、作品賞ほか計6部門にノミネートされ、主演男優賞(ケイシー・アフレック)と脚本賞を受賞。他にも数々の映画賞に輝き、絶賛を博した秀作ドラマが今週末にWOWOWシネマで放送される。
兄の思わぬ急死をきっかけに、故郷の町マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくるはめとなった主人公のリー。そんな彼が、兄の遺児たる甥の後見人となり、かつてこの町で経験した耐え難い悲劇と再び向き合いながら、懸命に新たな人生の道を歩もうとする様を、映画監督や俳優として活躍するベン・アフレックの実弟、ケイシー・アフレックが全身に苦悩をにじませながら好演。
本作はアカデミー賞をはじめ、幾多の主演男優賞を軒並み受賞。主人公の別れた妻役を演じたミシェル・ウィリアムズや、甥役のルーカス・ヘッジズもそれぞれ好演を披露し、とても高い評価を得ている。

映画情報
タイトル
映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
過去に受けた心の深い傷を押し隠しながら、ボストン郊外で便利屋として働くリー。ある日、兄のジョーが倒れたと急報が届き、リーは故郷の町マンチェスター・バイ・ザ・シーへと久々に舞い戻るが、既に兄は息を引き取っていた。
兄が遺言で、16歳の息子パトリックの後見人に自分を指名していたことを知らされ、やむなくリーは再び故郷の町に移り住むことになる。かつてここでリーは、一体どのような苦い経験を味わったのか?
放送日時
WOWOWシネマ [SS][字幕版] 3月10日(日)21:00-23:30 ほか
キャスト
リー・チャンドラー: ケイシー・アフレック
ランディ: ミシェル・ウィリアムズ
ジョー・チャンドラー: カイル・チャンドラー
エリーズ・チャンドラー: グレッチェン・モル
パトリック: ルーカス・ヘッジズ
スタッフ
監督:ケネス・ロナーガン
製作:キンバリー・スチュワード/マット・デイモン/クリス・ムーア ほか
脚本:ケネス・ロナーガン
撮影:ジョディ・リー・ライプス
音楽:レスリー・バーバー
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(公式サイト)

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※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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