大阪のシンボル『太陽の塔』。これは彫刻なのか？建造物なのか？何のために造られたのか？その真相に又吉直樹が迫る。

大阪のシンボル『太陽の塔』の真相に、芸人・又吉直樹が迫る

岡本太郎「太陽の塔」

6月29日（土）放送の「新美の巨人たち」（毎週土曜夜10時）では、岡本太郎が創り上げた大阪のシンボル『太陽の塔』の真相に、芸人・又吉直樹が迫る。
ずっと立ち続けて49年…70mの高さを誇り、名前の通り太陽のエネルギーに満ち溢れている『太陽の塔』は、1970年大阪で行われた日本万国博覧会のために作られたもの。作者は規格外の芸術家・岡本太郎です。耐震上の問題で長らく閉鎖されていた内部も、改修工事を経て昨年およそ半世紀ぶりに公開されました。
万博のテーマ展示プロデューサーに就任した太郎ですが、「進歩と調和」というテーマに、「人類は進歩なんかしてない」と真っ向から反対します。そして作り上げたのがこの“ベラボーなもの”太陽の塔でした。正面中央には巨大な「太陽の顔」、最も高い場所には「黄金の顔」、背面には「黒い太陽」。さらにある場所に「第4の顔」があるのですが、一体どこに…？その造形に隠された秘密とは？そして内部に聳える「生命の樹」その神々しいまでの美しさに誰もが目を見張ることでしょう。
そもそも、この作品は一体何なのでしょうか。彫刻？建造物？モニュメント？それこそが最大の謎であり、現在まで残されたことへの答え。永遠の問いかけに迫るのは、芸人・又吉直樹さん。作品が放つ凄みに圧倒されながらも対峙した又吉さんが抱いた思いとは？謎を解くカギは岡本太郎が発した数々の言葉にありました。果たしてそれは？