「ヘヴンズストーリー」「友罪」の瀬々敬久監督による大作


© 2018 「菊とギロチン」合同製作舎

 
大正末期、窮屈な世の中に風穴を開けようと懸命に奮闘した若者たちの姿を描いた映画「菊とギロチン」が11月10日(日)にWOWOWで放送される。
関東大震災直後の大正末期。不穏な時代の空気が漂う中、社会を変えようと立ち上がった、アナーキストの青年や女相撲の力士たち。彼らの奮闘する姿を通して、東日本大震災後の現代の日本を生きるわれらに活を入れようと、瀬々敬久監督が長年構想を温めてきた企画をついに実現。
「寝ても覚めても」の東出昌大や、オーディションでヒロインに抜擢された新星・木竜麻生、佐藤浩市の実子・寛一郎らが熱き競演を披露。第73回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、スポニチグランプリ新人賞(=木竜)ほか、数多くの賞に輝いた。

<ストーリー>

大正末期、関東大震災直後の日本。社会情勢は急速に混迷の度合いを深め、人々は貧困と先行きの見えない閉塞感に深くあえいでいた。そんなある日、女相撲の巡業一座が東京近郊にやって来る。各自ワケありの女力士たちの中には、夫の暴力に耐えかねて家を飛び出した花菊がいる一方、興行を見に出掛けた見物客の中には、格差のない平等社会の実現を目指すアナーキスト集団「ギロチン社」のメンバー、中濱鐵と古田大次郎の姿もあった。

番組情報
映画「菊とギロチン」
11月10日(日)22:00~1:20
WOWOWシネマ[SS][字] ※11/21(木)25:00~WOWOWシネマでも放送
出演
木竜麻生 東出昌大 寛一郎 韓英恵 渋川清彦 山中崇 井浦新 大西伸満 嘉門洋子 大西礼芳 山田真歩 嶋田久作 菅田俊 宇野祥平 嶺豪一 篠原篤 川瀬陽太
監督
瀬々敬久
脚本
相澤虎之助、瀬々敬久
音楽
安川午朗
番組情報サイト

© 2018 「菊とギロチン」合同製作舎

※この記事はauテレビでも掲載されました。
http://sp.tvez.jp/(スマートフォン向けサイトです)
この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
<ご案内>
各種試写会や取材のご依頼がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
このブログコーナーでご紹介させていただきます。

ログインする

詳細をお忘れですか?