末井昭の同名自伝的エッセイを冨永昌敬監督が映画化


©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会

 
7歳のとき、自分の母親が隣家の若い男とダイナマイトで心中するという衝撃的な事件に接し、1970~80年代には、エロを売りにしたサブカル雑誌のカリスマ編集長として名をはせた末井昭。昭和後期のアングラ文化を牽引した彼の猥雑で波瀾万丈の人生を、冨永監督がエネルギッシュに活写。映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」が12月21日(土)にWOWOWで放送される。
柄本佑が末井役で体当たりの熱演を披露するほか、前田敦子、尾野真千子ら、豪華多彩な顔触れがそれぞれの個性と存在感を発揮。音楽を共同で手掛けた菊地成孔が、荒木経惟をモデルにしたエロ写真家役で劇中出演しているのも見ものだ。

<ストーリー>

岡山県の小さな町に生まれ育った末井昭。7歳のとき、肺結核を患っていた母親が隣家の若い男とダイナマイトで心中するという衝撃的な事件が起きた。彼は高校卒業後、大阪の町工場への集団就職を経て上京。キャバレーの看板描き、イラストレーターを経て、小さな出版社に入った。やがてエロを売りにした新感覚のサブカル雑誌を創刊。それが発禁処分に遭うと、また別の雑誌を次々と発刊し、カリスマ編集長として名をはせていく。

番組情報
映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」
放送日時
12月21日(土)22:00~0:30
WOWOWシネマ[SS][字] ※2020年1月10日(金)25:15~WOWOWシネマでも放送
出演
柄本佑 前田敦子 三浦透子 峯田和伸 尾野真千子 菊地成孔
監督・脚本
冨永昌敬
音楽/菊地成孔、小田朋美
番組公式サイト

©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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