©『スナック キズツキ』製作委員会
とある街の路地裏に、ポツリと灯る「スナック キズツキ」のネオンサイン。そこは、傷ついた人だけがたどりつけるという風変わりなスナック。客を迎えるのは、これまたちょっと変わった店主のトウコ。店にはアルコールはなく、かわりに迎えるのは、温かい飲みものと、おいしい手料理、そしてトウコのさり気ないもてなし。今日もまた、傷ついた者が一人夜の街を彷徨い、ふらり誘われるように「スナック キズツキ」の扉を開くーー。
益田ミリの同名人気コミックを連続ドラマ化したテレビ東京の「スナック キズツキ」。主人公の「スナック キズツキ」店主・トウコ役を演じるのは、テレビ東京初主演となる原田知世。どこか不思議な雰囲気を持つスナックのママに扮し、時に歌を歌い、楽器を演奏し、料理を振る舞い、傷ついたお客の心をふわりと優しく癒していきます。また「スナック キズツキ」のお客役には、毎話回替わりでゲストが登場。トウコと共に歌い、踊り、日々のもやもやを吹き飛ばしていく、個性豊かな俳優たちの演技に注目です。
この企画では、各話の放映にあわせてキャストのリアル質問リレーを敢行!キャストのインタビューと、次回のゲストにリアル質問を投げかけ、その本音に迫ります。今回は、第9話のメインゲスト・吉柳咲良さんにインタビュー!第8話のゲスト・堀内敬子さんからの質問への回答とは?そして、第10話のゲスト・八嶋智人さんへの気になる質問とはーー。
■吉柳咲良さんゲスト第9話:あらすじ&みどころ
鈴木芽衣(吉柳咲良)は17歳の高校生。そろそろ卒業後の進路を決めねばならず、母や担任にせっつかれるも、未だ予定は白紙のまま。将来の夢を明るく語る同級生を、まぶしい想いで見つめる芽衣。実は彼女はパティシエールになりたいという夢を抱いていたが、誰にも言い出せずにいたーー。ある日急な雨降りにあい、店の軒先で雨宿りをしていると、店主のトウコに声をかけられる。そこはお酒を出さないスナック「スナック キズツキ」。トウコに誘われるまま店で時を過ごすうち、芽衣は不思議と素直な気持ちになってーー。
©『スナック キズツキ』製作委員会
■第9話メインゲスト:吉柳咲良さんインタビュー
——台本を読んだ感想をお聞かせください。
原作を読んだ時から感じていたのですが、「スナック キズツキ」のように否定のない場所がもっとたくさんあったらいいのになあ……、と思いながら読んでいました。今も毎話放送を見ながら、トウコさんに心救われ、和やかな気持ちになります。
——今回演じた芽衣役について、どんな印象を持ちましたか?役作りはどのようにされたのでしょう。
“等身大”です。高校生だからこその悩みや、いい意味でも悪い意味でも大人になりきれていない女の子というイメージでした。私も芽衣ちゃんと同い年なので、共感できる部分が多くて。気持ちを汲み取れないというよりも、どうお芝居をすればそのリアルな感じが伝わるか、と悩みました。
©『スナック キズツキ』製作委員会
——原田知世さんと共演した感想をお聞かせください。
初めてご一緒させていただいたので、最初は緊張で心臓バックバクでした(笑)。「スナック キズツキ」で芽衣の思いがグッと込み上げるシーンがあるのですが、なかなか気持ちが整わなくて内心焦っていたんです。でも原田さんは何も言わずにずっと笑顔で待って下さって、すごく救われました。そのシーンが終わった後、優しく声をかけてくださって、最近の学校のことなどたくさんお話させていただきました。芽衣ちゃんがトウコさんに救われたように、私も現場で原田さんに救われていました。
©『スナック キズツキ』製作委員会
——現場の雰囲気はいかがでしたか?心に残るシーン、撮影時のエピソードがありましたらお聞かせください。
監督が明るく優しくて、現場はとても楽しかったです!学校や家などいろいろなシーンがありましたが、恋心を画面越しに伝えるのが一番難しかったです。ぎこちないかな、大丈夫かなーー、と当日までたくさん考えました。屋上の撮影で、男の子がかっこよくボールをキャッチする場面では、練習の時から監督や生徒役のみなさんと応援で盛り上がったりと、本当の学校みたいでとても楽しい撮影でした。
——母親役の堀内敬子さんと共演した感想をお聞かせください。
原作ではあまりお母さんとの描写が多くなかったので、実際どんな関係になるのだろうと考えていたのですが、堀内さんとお会いした際、実のお母さんとはまた違うのに、すごく“お母さん”を感じて。心地良く不思議な経験でした。掛け合いのシーンでは、「ここはこうしてみよっか」と提案してくださって、母娘の自然な会話に導いてくださいました。撮影の合間は、舞台のお話などいろいろ気さくに話してくださって、かっこよくて明るくて憧れの方です。
©『スナック キズツキ』製作委員会
——芽衣は将来パティシエールになりたいという夢を抱いています。吉柳さんは小さい頃からやはり女優を夢見ていたのでしょうか?もし女優にならなければ、どんな仕事を目指していたと思いますか?
小さい頃から人前に立つ仕事がしたいという気持ちはすごく強かったと思います。俳優はもちろんですが、ある日は歌手になりたいと思ったり、アイドルになりたいと考えたり、夢は持てるだけ持っていました(笑)。いずれにしても、自分を作品の一部として表現できるようなお仕事を選んでいたんじゃないかなと思います。
©『スナック キズツキ』製作委員会
——ドラマの中で、「スナック キズツキ」を訪れた人々はトウコと一緒に歌を歌ったり、手料理を食べて癒されます。もしご自身が「スナック キズツキ」を訪れたとしたら、トウコにリクエストしたい料理は?どんな時間を過ごしたいですか?
トウコさんにお好み焼きを作ってもらいたいです!特別ゆかりがある訳ではないのですが、なぜか定期的に食べたくなるんです。いつもついつい先のことを考えて、一喜一憂してしまうタイプなので、お好み焼きを食べながら、ボーッと何も考えずにゆっくり過ごす日にしたいです。
——心がちょっと疲れたなというとき、行きたくなる場所はありますか?ご自身にとっての「スナック キズツキ」はどこですか?
ベッドの中です。ほっとひと息つきたいときも、泣きたいときも、大好きなぬいぐるみたちと潜り込むのが大好きです。
©『スナック キズツキ』製作委員会
——傷ついたり落ち込んだとき、ご自身のリカバリー法は?
友達と会ったり、電話でたくさん話をします。特に学校の友達と会える日はすごく元気をもらえるし、幸せな気持ちになります。あとは、最近よくYouTubeを見ます!前向きな気持ちになれるので、日課になっています。
——傷ついたり落ち込んでいたとき、誰かに言われてうれしかった言葉はありますか?
ある方から“262の法則”を教えていただきました。自分のどんな姿を見ても好きでいてくれる人が2割。自分の行動次第で好き嫌いがわかれる人が6割。自分がどんなことをしても嫌いだという人が2割。だから自分の行動次第で8割の人に嫌われることはないんだよ。と聞いて、そこから少し気持ちが軽くなった気がします。
——出演話の「みどころ」と、読者へメッセージをお願いします。
学生さんや、かつて芽衣ちゃんのような悩みを抱えていた方など、幅広い世代の方に刺さる回ではないかと思います。個人的には、トウコさんと芽衣のシーンで、思わず笑ってしまうくらい逆転の発想というか、“素敵な台詞”がありますので、ぜひ注目していただきたいです。一緒に、ほっとひと息つけるとうれしいです。
©『スナック キズツキ』製作委員会
- 堀内敬子さんからのリアル質問への回答は…
Q:堀内敬子さん「ハードな舞台もこなす吉柳咲良さん、身体のメンテナンスにいい最近オススメのグッズはありますか?」
A:吉柳咲良さん「最近のお気に入りは、筋膜ローラーです!もともと体が凝りやすいのですが、自分の手では届かないところまで寝っ転がりながらほぐせるので最高に気持ちいいです。筋膜ローラーで体をほぐすと声も出しやすくなるので、舞台の時は本番前に欠かさず使ってストレッチをしています」
- 吉柳咲良さんから
第10話メインゲスト・八嶋智人さんへのリアル質問〜♪ 吉柳咲良さん「八嶋智人さん、最近一番決断に迷った買い物は何ですか?」
▷八嶋智人さんの回答は
12/10更新で♪
- 番組概要
©『スナック キズツキ』製作委員会
番組名
ドラマ24『スナック キズツキ』放送日時
2021年12月3日(金)深夜0時12分放送局
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
※テレビ大阪は毎週月曜深夜1時から放送主演
原田知世出演
吉柳咲良、ほかオープニングテーマ
清 竜人「コンサートホール」(ソニー・ミュージックレーベルズ)エンディングテーマ
森山直太朗「それは白くて柔らかい」(UNIVERSAL MUSIC)監督
筧昌也、湯浅弘章脚本
佐藤久美子、今西祐子チーフプロデューサー
阿部真士(テレビ東京)プロデューサー
濱谷晃一(テレビ東京)、井上竜太(ホリプロ)、奥村麻美子(ホリプロ)制作
テレビ東京・ホリプロ製作著作
『スナック キズツキ』製作委員会≫ドラマ24『スナック キズツキ』(番組公式ページ)
≫ドラマ24『スナック キズツキ』(番組公式Twitter)(@kizutsuki_tx)
≫ドラマ24『スナック キズツキ』(番組公式Instagram)(kizutsuki_tx)