©『スナック キズツキ』製作委員会
とある街の路地裏に、ポツリと灯る「スナック キズツキ」のネオンサイン。そこは、傷ついた人だけがたどりつけるという風変わりなスナック。客を迎えるのは、これまたちょっと変わった店主のトウコ。店にはアルコールはなく、かわりに迎えるのは、温かい飲みものと、おいしい手料理、そしてトウコのさり気ないもてなし。今日もまた、傷ついた者が一人夜の街を彷徨い、ふらり誘われるように「スナック キズツキ」の扉を開くーー。
益田ミリの同名人気コミックを連続ドラマ化したテレビ東京の「スナック キズツキ」。主人公の「スナック キズツキ」店主・トウコ役を演じるのは、テレビ東京初主演となる原田知世。どこか不思議な雰囲気を持つスナックのママに扮し、時に歌を歌い、楽器を演奏し、料理を振る舞い、傷ついたお客の心をふわりと優しく癒していきます。また「スナック キズツキ」のお客役には、毎話回替わりでゲストが登場。トウコと共に歌い、踊り、日々のもやもやを吹き飛ばしていく、個性豊かな俳優たちの演技に注目です。
この企画では、各話の放映にあわせてキャストのリアル質問リレーを敢行!キャストのインタビューと、次回のゲストにリアル質問を投げかけ、その本音に迫ります。今回は、第10話のメインゲスト・八嶋智人さんにインタビュー!第9話のゲスト・吉柳咲良さんからの質問への回答とは?そして、第11話のゲスト・浜野謙太さんへの気になる質問とはーー。
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■八嶋智人さんゲスト第10話:あらすじ&みどころ
瀧井和也(八嶋智人)は靴メーカーで働く営業マン。東京出張の晩、年の離れた弟・潤(小関裕太)と居酒屋で落ち合い、久しぶりに一緒に時を過ごす。ホテルへの帰路、「スナック キズツキ」のネオンサインを目にする和也。扉を開けると、そこには懐かしの風景が広がっていた……。店を切り盛りするのはちょっと風変わりな女店主のトウコ(原田知世)。思い出話を語る和也に、トウコはある提案をするーー。
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■第10話メインゲスト:八嶋智人さんインタビュー
——台本を読んだ感想をお聞かせください。
とてもリアルな日常が書かれていて、それでいて劇的な世界でもある。凪があって嵐があり、その後爽やかな場面が訪れる。本当に面白い台本だなとワクワクしながら読みました。一話完結のようでいて、全部が繋がっている。優しく俯瞰しているような視線を感じて、心が和む時間が流れているのを感じました。
——今回演じた和也役について、どんな印象を持ちましたか?演じる上で苦労された点はありますか?
和也は小関裕太君の兄という設定で、そこからまずハードルが高い。同じ親から産まれたとはとても思えず(笑)、“果たして大丈夫なのか?”という不安を抱きつつ演じていました。僕自身は男二人兄弟の弟で、ずっと勝手気ままに生きてきたし、地元も離れ、兄にいろいろなことを任せてきた感がありました。今回演じた和也はその逆で、兄の立場なんですよね。今まであまり兄のことを深く考えたことはなかったけれど、そういう意味でいい機会を与えてもらったなと思います。
——弟役の小関さんと共演した感想をお聞かせ下さい。
共演は初めてでしたが、小関君は想像以上のかわいさとピュアさがあって、僕の中の小さなおばさんが反応しっぱなしでした(笑)。家に帰ってからも「いやー、小関君かわいかった!」と連発していて、いかがなものかと妻に指摘されたほど(笑)。小関君は性格も芝居もとにかく素直。その素直さを見ていると、きっと本当に幸せな時間を積み重ねてきたんだろうなと感じます。ロケバスでの待機中に「実は僕、今日誕生日なんだよ」と言ったら、「そうなんですか!」と言ってどこかに行っちゃった。たぶん慌ててコンビニに行ったんでょう、「誕生日おめでとうございます!」とananを買ってきてくれたんです。“なぜananなのか?”と思ったけれど(笑)、僕が普段手にしないだろうものを選んでくれたのかもしれない。一緒にパラパラ見ていたら「スナック キズツキ」の広告が大きく出ていて、一瞬それを狙ったのかと思ったけれど、彼も“おおっ!”と言っていたから、どうやら気付かずくれたみたいです(笑)
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——原田知世さんとは初共演だそうですね。
実は原田さんは僕がこれまで好きになった唯一の芸能人。角川映画世代ということもあり、原田さんの出演作は欠かさず観ていましたね。角川映画ってたいてい2本立てになっていて、原田さんの作品をまず観て、2本目を観て、でも後味を原田さんで終わらせたいからもう1回見てーーと、1日中映画館で過ごしていました。原田さんのイメージといえば、大きめ鞄の前方斜めがけ。僕の中の数少ないこだわりで、鞄は斜めがけにして前に持ってくるというのがあって、それは今もきちんと守っています(笑)
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——現場の雰囲気はいかがでしたか?心に残るシーン、現場でのエピソードがありましたらお聞かせください。
初めての方が多い現場でしたが、みんな前から知り合いのようで、かつ押し付けがましいところがない。どこかこの作品と通じる雰囲気があって、とても心地良い現場でした。
——ドラマの中で、「スナック キズツキ」を訪れた人々はトウコと一緒に歌を歌ったり、手料理を食べて癒されます。もしご自身が「スナック キズツキ」を訪れたとしたら、トウコとどんな時間を過ごしたいですか?
『パルプ・フィクション』のユマ・サーマンとジョン・トラボルタみたいに、トウコと一緒に踊ってみたいです。彼女が迫ってきたらその目を見つめながら踊り返したりーー。トウコだったらきっとそういうことをしてもおかしくないですよね。
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——心がちょっと疲れたなというとき行きたくなる場所、八嶋さんにとっての「スナック キズツキ」はどこですか?
海を見に行きたくなります。どんなに機嫌が悪くても、海を見るともうどうでも良くなっちゃう。海なし県・奈良県出身だから、海に憧れがあるのかもしれません。
——傷ついたり落ち込んだとき、八嶋さんのリカバリー法はありますか?
僕はそもそもあまりふさぎ込んだりすることがなく、ちょっと“元気病”みたいな感じ(笑)。実際以前妻に「僕のどこが好き?」と聞いたとき、「いつでも機嫌がいいところ」と言われたことがあって。落ち込みかけた時は、その言葉を頼りにリカバリーしています。もしかしたら“自分は機嫌がいい人なんだ”と暗示をかけられているのかもしれないですね(笑)
——身近な誰かが悩んでいたら、八嶋さんだったらどんな態度で接しますか?
とにかく話を聞いて、“イエス”と言う。悩んでいる相手に“でもね……”と言ったら終わりだと思っていて。もしかしたら話を聞いて欲しいだけかもしれないし、解決法はないのかもしれない。このドラマもそうだけど、具体的に何かものすごい人生の教訓を与えられるわけじゃない。ただそこに行くと少しだけ心地良くなったり、風通しが良くなったりする。もしかしたら本当の悩みは誰にも言えなくて、誰かに言えるということでもう解決し始めているのかもしれない。だから相手が悩みを打ち明けてくれた時は、“そうだよ、いいよ!”と言ってあげる。それだけでいいんじゃないかなと思います。
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——出演話のみどころと、読者にメッセージをお願いします。
これまでの回は登場人物の人生の路地に「スナック キズツキ」があらわれていたけれど、僕の出演回はちょっと違って、何かを確かめにそこを訪れたというエピソード。トウコさんとのやり取りも含めて、他の回とは少し違うところがあって、ぜひ注目して見ていただきたいですね。
- 吉柳咲良さんからのリアル質問への回答は…
Q:吉柳咲良さん「八嶋智人さん、最近一番決断に迷った買い物は何ですか?」
A:八嶋智人さん「買い物は基本妻から許されていないので、いつも夢見ている状態です。ですが、思い切って決断に踏み切れたのは『高級ふりかけ』です。お弁当が華やぎ満たされています。ありがとうございます。」
- 八嶋智人さんから
第11話メインゲスト・浜野謙太さんへのリアル質問〜♪ 八嶋智人さん「浜野謙太さん、顔がむくみやすい、童顔なのに毛深いと気にされていましたね。最近遂に脱毛サロンに行ったと聞きましたが、上手くいきましたか?なぜそんなに見た目を気にされるんですか(笑)?」
▷浜野謙太さんの回答は
12/17更新で♪
- 番組概要
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番組名
ドラマ24『スナック キズツキ』放送日時
2021年12月10日(金)深夜0時12分放送局
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
※テレビ大阪は毎週月曜深夜1時から放送主演
原田知世出演
八嶋智人、ほかオープニングテーマ
清 竜人「コンサートホール」(ソニー・ミュージックレーベルズ)エンディングテーマ
森山直太朗「それは白くて柔らかい」(UNIVERSAL MUSIC)監督
筧昌也、湯浅弘章脚本
佐藤久美子、今西祐子チーフプロデューサー
阿部真士(テレビ東京)プロデューサー
濱谷晃一(テレビ東京)、井上竜太(ホリプロ)、奥村麻美子(ホリプロ)制作
テレビ東京・ホリプロ製作著作
『スナック キズツキ』製作委員会≫ドラマ24『スナック キズツキ』(番組公式ページ)
≫ドラマ24『スナック キズツキ』(番組公式Twitter)(@kizutsuki_tx)
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