南沙良主演、大西流星(なにわ男子)共演。“ありえない”世にも奇妙な謎解きサスペンス、ここに開幕。

(C)2022「この子は邪悪」製作委員会

 
『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』などのクオリティが高い作品を輩出してきたオリジナル作品による企画コンテスト、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化した『この子は邪悪』。
主人公・窪花役を演じるのは、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で数々の新人賞を受賞し、『ドラゴン桜』『鎌倉殿の13人』などで演技派として注目を集める、女優・モデルの南沙良。本作では、シリアスな役柄を繊細に演じている。また、主人公の幼馴染・四井純役を演じるのは、「初心LOVE」で念願のCDデビューを果たし、『鹿楓堂よついろ日和』『彼女、お借りします』などで俳優としても人気を誇る、なにわ男子の大西流星。本作では、単独で初の映画出演となっている。そして、主人公の母・窪繭子役に『コンフィデンスマン JP ロマンス編 』『真犯人フラグ』などの桜井ユキ、主人公の父・窪司朗役には『極主夫道 ザ・シネマ』『マイファミリー』などの玉木宏が顔を揃え、個性派と実力派が脇を固めている。
監督・脚本を務めたのは、『ネメシス』『ノイズ』などの脚本を手掛け、「さよなら、ムッシュ」で小説も執筆し、本作が長編三本目となる新鋭・片岡翔。
世界三大ファンタスティック映画祭の一つ、第42回ポルト国際映画祭のファンタジー部門にて審査員スペシャルメンションを獲得し、予想外のストーリーと想定外のラストに翻弄される、世にも奇妙な謎解きスリラーが遂に公開!

かつて一家で交通事故に遭い、心に傷を負った少女・窪花。心理療法室を営む父・司朗は脚に障害が残り、母・繭子は植物状態に、妹・月は顔に火傷を負った。そんな花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る少年・四井純が訪れる。やがて花は純と心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年振りに目を覚ました繭子を連れて家に帰って来る。司朗は“奇跡が起きた”と久々の家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。“この人、お母さんじゃない——”

目を引くのは、不気味な仮面を被った少女の姿だろう。『犬神家の一族』に登場する犬神佐清へのオマージュが込められた白いマスクは、この映画の恐ろしさを伝えるのに十分な印象を与えている。だが、その恐ろしさは序章にすぎない。心に傷を負いながらも母親代わりとして家事を担う主人公の花、家から出られなくなり仮面を被って過ごすも明るい妹の月、負傷した足を引きずりながらも笑顔が絶えない父親。母親が目覚めるのを待ちながら前を向いて生きる懸命な家族の姿…。何も知らなければ、そのように見えるだろう。
しかしこの家族には恐ろしい秘密が隠されている。窪家に純がやって来たことにより、身の毛もよだつありえない秘密が剥がれ落ちていく。「邪悪」な「この子」とはいったい誰なのか…。
唯一の癒やしどころはたくさんの可愛いウサギ達だが、そこに癒やされていると気持ちが一気に落とされる。なぜ落とされるかはぜひとも劇場で確認してほしい。

『この子は邪悪』9月1日(木)より新宿バルト9他にて全国ロードショー。

映画情報

監督・脚本:片岡翔
出演:南沙良、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、渡辺さくら、桜木梨奈、稲川実代子、二ノ宮隆太郎、玉木宏

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