『レディ・バード』『ムーンライト』などの話題作を手掛けるA24が製作
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オバマ前米大統領が2018年の年間ベスト映画に選出、『ROMA/ローマ』で第91回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したA・キュアロン監督も「ここ最近で一番、泣いた映画」と大絶賛する『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』(原題:Eighth Grade)が、9月20日(金)より全国公開される決定した。
中学校卒業を1週間後に控えた、クラスで目立たない一人の少女ケイラ(エルシー・フィッシャー)を主人公に、生まれたときからWebサイトやSNSが当たり前のように存在する「デジタルネイティブ」な“ジェネレーションZ世代”と呼ばれるティーンたち。
彼らのリアルな葛藤や恋、父親との面倒くさい関係、そして成長の物語をおかしく痛烈に、そして優しく描いた感動作。精一杯の勇気とともに“青春”に真正面から立ち向かっていく、ケイラの姿に共感する人たちが続出。大きな社会現象を巻き起こし、公開当初はわずか4館でのスタートながら口コミによってわずか3週間で全米1084館に拡大し、大ヒットを遂げた。
この度解禁されるポスタービジュアルは、日々SNSに投稿にすることに夢中のケイラが片時も離すことのない、自分のスマホを片手に自撮りをする様子を切り取ったもの。
メインビジュアルでは、キュートなラベンダーカラーで装飾された自室のインテリアとノートPCと一緒におさまるケイラの姿が捉えられ、10代のティーンらしいキュートさ満開のシーンを切り取ったものとなっている。
本作のメガホンを取ったのは、これが初監督作品となるボー・バーナム。YouTuber出身という異色の経歴を持つ彼は、人気コメディアンながら俳優としても映画『ビッグ・シック』などに出演。
彼の青春時代の実際の経験を元にした本作の企画が『レディ・バード』などを手がけた製作陣の目に止まり、映画化が実現したという経緯を持つ。
主人公ケイラを演じるのは『怪盗グルーのミニオン危機一発』で主要キャラクター「アグネス」役で声優を務め、数々のドラマや映画で活躍する今最も注目されている若手女優のエルシー・フィッシャー。
本作では、何度も壁にぶつかって、落ち込んだり悩んだり……それでも一歩ずつ前に進んでいく等身大の少女を演じ、その痛々しくも愛おしい姿は、誰もが青春時代を思い出して共感するはず。
時代が移り変わっても、青春時代はいつだって痛くて甘酸っぱくて、愛おしい。等身大の少女の成長物語であるとともに、父娘の絆を描き出した珠玉のファミリードラマに仕上がっている。
- 映画情報
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映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』
9月20日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイントほか全国順次ロードショー
ストーリー
中学校生活の最後の1週間を迎えたケイラは、「クラスで最も無口な子」に選ばれてしまう。不器用な自分を変えようと、SNSを駆使してクラスメイトたちとつながろうとする彼女だったが、いくつもの壁が立ちはだかる。人気者のケネディは冷たいし、好きな男の子にもどうやってアプローチして良いか分からない。お節介ばかりしてくるパパはウザイし、待ち受ける高校生活も不安でいっぱいだ。高校生活が始まる前に、憧れの男子や、クラスで人気者の女子たちに近づこうと頑張るが……。
監督・脚本
ボー・バーナム『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(出演)
出演
エルシー・フィッシャー(『怪盗グルーのミニオン危機一発』※声)、ジョシュ・ハミルトン『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、エミリー・ロビンソン『バッド・ウィエイヴ』、ジェイク・ライアン『ブルー・ワールド・オーダー』ほか
製作
A24
音楽
アンナ・メレディス
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- この記事を書いた人
- 栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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