新たなプロ麻雀リーグが開幕!

2018年10月、一般社団法人Mリーグ機構によるプロ麻雀リーグ「Mリーグ」が開幕しました。
「Mリーグ」では、7つのチームにそれぞれ3人のプロ雀士が所属。
将来的にはオリンピックの正式種目を目指すとのことです。
チームの所属メンバーには、プロ雀士と俳優を兼業する萩原聖人さんが選ばれたこともあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回の発足した「Mリーグ」が画期的なのは、「最低年俸400万円」という年俸制を採用したところでしょう。
日本のプロ野球選手の最低年俸が440万円ですから、ほぼ同等です。
プロ麻雀リーグはこれまでにもいくつかありましたが、上位入賞者への賞金のみという形式が多かったため、年俸制の採用は画期的な出来事といってよいでしょう。
麻雀をあまり知らない人にとっては、「賭博」や「不健康」といったマイナスイメージを持つ方が多いかもしれません。
そのようなイメージを持つことに不思議はありませんが、それは麻雀を遊ぶ人のマナーの問題。
どんな業界でもマナーの良い人、悪い人はいます。
麻雀は将棋や囲碁に引けを取らない知的なゲームですし、遊ぶことで得られるメリットもたくさんありますよ。
ここでは「Mリーグ開幕を機に麻雀をやってみたい」、「麻雀を知らないけど興味がある」、「麻雀をやってみたいけど何から始めたらいいかわからないよ」といった方々に向けて麻雀について少しお話しましょう。

麻雀ってどんなゲーム?

では、麻雀とはいったいどんなゲームなのでしょうか?
麻雀のゲーム性は非常に奥が深く、記憶力、想像力、忍耐力、決断力が求められます。
麻雀をプレイすれば、必然的にこれらの能力が磨かれることでしょう。
また麻雀は4人で行うゲームなので、コミュニケーションツールとして優秀です。
仲間や家族とワイワイ楽しんだり、職場の同僚など麻雀が趣味の方と楽しむのもオススメです。
近年では記憶力を鍛えたり、認知症の予防につながるといった検証も進んでいるようです。
一般的な日本式のルールでは、プレイヤーは4名(3名で遊ぶルールもあります)。
各プレイヤーは手牌と呼ばれる13枚の麻雀牌を対戦相手から見えないように目前に配置し、順番に牌を1枚自摸(表が見えないように積まれている牌を持ってくること)して1枚捨てる。
この手順を繰り返し、定められた形に手牌を揃えたプレイヤーが和了(上がること)できます。
上がった際の点数は手配の組み合わせによって決まり、最終的に一番多くの得点を保持する者が勝者となります。
ゲームに使う麻雀牌は全34種類。
同じ牌はそれぞれ4枚ずつあるため、合計で136もの牌が存在します。
これだけの牌を扱うのに、プレイ中はその大半が見えないわけですから、記憶力、想像力、忍耐力、決断力といった能力が求められるのです。

麻雀を気軽に楽しむために

では麻雀を始めるためには、何からスタートすればよいのでしょうか?
いきなり雀荘で……というのはさすがに敷居が高いので、スマフォのアプリやTVゲームから始めるのがオススメです。
アプリやゲームはなんといっても手軽に楽しめるのが利点です。
中には数百円で購入できるものや、無料で楽しめる場合も。
まずはこちらで麻雀に慣れるといいでしょう。

役を覚えよう!

アプリやゲームで遊ぶときに意識したいのは、役を覚えることでしょう。
役は手牌が特定の組み合わせになると成立し、ひとつでも役が無いと和了することができません。
日本人が「役」と聞くと「厄」を連想してあまりいいイメージを持たないかもしれませんが、麻雀においての「役」は、成立すればするほど点数がアップするため、あればあるほど嬉しいものなのです。
また、実際に麻雀を遊ぶ際は、席順や親決め、自摸の順番、点数のやり取りなど、ゲームの進行に関わる部分は熟練者に教えてもらえばいいのですが、役があるかどうかに関しては、一緒にプレイする参加者に聞くわけにはいきません。
役がない状態で上がりを宣言するとペナルティが課されますし、ほかのプレイヤーに自分の手牌の役を確認してもらってしまってはゲームとして成立しなくなってしまうからです。
このような理由から、麻雀を楽しむつもりならば、早めに役を覚えましょう。
ゲームの進行に関わる部分は、熟練者に教えてもらいながら少しずつ覚えていけばいいのです。
役は一般的な日本式のルールだと40種類近くあります。
ただ、いきなりすべての役を覚えるのは難しいので、まずは成立しやすい主要な役から覚えていくといいでしょう。
麻雀をプレイすればすぐにわかりますが、成立しやすい役は10種類程度で、それ以外の役はほとんど成立しないと考えていいです。
まずは下に挙げた成立すやすい役を覚えて、あとは実際にプレイしながら順次マスターするといいでしょう。

▼成立しやすい主要な役
ヤクハイ
タンヤオ
ピンフ
リーチ
メンゼンツモ
イーペーコー
チートイツ
サンショクドウジュン
イッツウ
ホンイツ
など

最後に・・・。

いかがだったでしょうか。
中国発祥の麻雀が日本に伝わったのは、明治時代といわれています。
平安時代より以前から楽しまれていたとされる将棋や囲碁にくらべると、麻雀の歴史は浅いですが、ゲームとしての完成度や奥深さは引けを取らないと思いますよ。
ゲームとして、コミュニケーションツールとして、老後の趣味の一環として、ぜひふれてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
M・T/男性/1973年生まれ/東京都出身
麻雀だけでなくゲーム全般が大好きな中年オジサン。青春時代の大半は、格闘ゲームとともに過ごす。お酒が好きで、格安居酒屋を探すのが趣味。次回はオススメの格安居酒屋を紹介するかも?

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