映画『来る』原作小説、待望のコミカライズ!

 
岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡ら、大物俳優たちによる豪華キャストが話題のホラー映画『来る』。現在も全国の劇場で大ヒット上映中だ。その原作となる澤村伊智のデビュー作『ぼぎわんが、来る』が、このたび待望のコミカライズ!
物語は主人公の田原秀樹が幼少のころに体験した不思議な出来事から始まる。自宅で留守番をしているときに来訪者が現れ、玄関に出向いてみると、玄関のガラス戸越しに不気味な黒い影が。その影は家族や死んだ叔父の名前を呼び続ける。
異様な光景にたじろいだが、寝たきりの祖父の「帰れ!」という声で、黒い影は消えた。
やがて社会人となった田原は、得意先で知り合った香奈と結婚。娘を授かり、地方都市にマンションを購入し、育児にいそしむ自分の姿をブログで発信。周囲が羨むイクメンパパになっていた。
ところがある日、田原の元に姿のない来訪者が現れる。対応した後輩は腕を失い、その後自宅でも数々の怪異な現象が起き、田原と家族を襲う。
これは幼少のころに遭遇した、あの黒い影の仕業なのだろうかーー。
姿は現さないが、何かが忍び寄ってくる恐怖。家族、友人、同僚とのすれ違い。自分たちにとって真の恐怖は何なのかと、読者は思い悩んでしまうだろう。
小説版や映画版とは異質の物々しい恐怖を味わうことが出来る作品となっている。

コミックス情報
『ぼぎわんが、来る 1』
漫画:川本貴裕
原作:澤村伊智
発行:KADOKAWA
仕様:B6/184ページ
定価:本体600円+税
『ぼぎわんが、来る 1』公式サイト
『ぼぎわんが、来る』連載ページ

 

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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