夏帆とシム・ウンギョンの息の合った演技に注目


©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

 
『嘘を愛する女』(’18/中江和仁監督)、『ルームロンダリング』(’18/片桐健滋監督)など、新進気鋭の若手映像作家を生み出したプロジェクト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて、2016年審査員特別賞に輝き、CM界で活躍する箱田優子の初監督作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』。先日の第43回香港国際映画祭では「女性の描き方が今までにない作品」「斬新な編集に驚いた」と高い評価を得た勢いそのままに、待望のティザービジュアルと追加キャストが発表となった。
30歳のCMディレクター砂田(夏帆)は、東京で日々仕事に明け暮れながらも、理解ある優しい夫もいて、満ち足りた人生を送っている…ように見えるが、口をひらけば毒づいてばかりで心は荒みきっている。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、砂田は自由奔放な親友・清浦(シム・ウンギョン)とともに、大嫌いな地元・茨城へ帰ることに。いつものように他愛もない会話をしながら茨城へ向かう2人だが、実は清浦がついてくるのには理由があった――。
砂田を演じるのは、『天然コケッコー』『海街 diary』『友罪』など、清純派ヒロインからシリアスな役まで幅広く演じ、多くの映画ファンを魅了してきた演技派女優・夏帆。「一番やりたかった役にやっと巡り合えた」と言う夏帆は、本作でこれまでのイメージを一新させる演技を魅せる。
砂田の親友・清浦役は、『サニー 永遠の仲間たち』『怪しい彼女』など、韓国で圧倒的な人気を誇り、日本では初主演作『新聞記者』(6月28日公開)や舞台出演などが控える、いま大注目のシム・ウンギョンが演じる。
ほかにも、渡辺大知、ユースケ・サンタマリア、黒田大輔、嶋田久作、でんでん、南果歩といった豪華俳優陣が脇を固めている。
また追加キャストも解禁され、いま話題作に引っ張りだこの若手実力派女優・伊藤沙莉が、茨城のスナック店員に扮しコメディーに振り切った演技を披露。またNHK連続テレビ小説「ひよっこ」にも出演した人気子役・上杉美風が、砂田の幼少期を演じる。小野敦子や高山のえみらも出演し、物語に彩りを与えている。


©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
映画情報
タイトル
映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』
10月テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開!
出演
夏帆、シム・ウンギョン
渡辺大知/黒田大輔、上杉美風、小野敦子/嶋田久作、伊藤沙莉、高山のえみ/ユースケ・サンタマリア、でんでん、南果歩
監督・脚本
箱田優子
製作
中西一雄
音楽
松崎ナオ
公式Webサイト

©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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