女性雑文筆家のもとに集まる、ワケありの女性たちの本音を描く


©2018「食べる女」倶楽部

 
「それから(1985)」「失楽園」「阿修羅のごとく」など、数多くの映画やドラマの脚本を手掛ける名脚本家・筒井ともみが原作と脚本を担当し、TVドラマディレクター出身の生野慈朗監督が映画化。
小泉今日子、沢尻エリカを筆頭に、前田敦子、鈴木京香らをメインに、計8人の女優が、現代社会を生きるさまざまな女性像を体現。各エピソードにあふれる女性の本音を際立たせた筒井の脚本がみごとで、各女優の見せ場をバランスよく盛り込んだ生野監督の演出も光る。
女性たちが作って食べる、何ともおいしそうな料理の数々にも興味を引かれる。

<ストーリー>

古書店を営む雑文筆家の敦子は担当編集者・圭子、テレビドラマのアシスタントプロデューサー多実子、小料理店を営む美冬など、迷える女性たちにおいしいごはんを食べさせて元気にするのが何よりも好きな女性。ある日、美冬は、夫に浮気されて離婚を迫られ、泣きながら歩くマチに声を掛け、敦子のもとに連れてくる。美冬はマチが立ち直るまで自分の店で働かせ、敦子の家に住まわせることを提案。敦子は渋々引き受けることになる。

番組情報
映画「食べる女」
8月11日(日・祝)21:00~23:05
WOWOWシネマ[SS][字] 出演
小泉今日子 沢尻エリカ 前田敦子 広瀬アリス 山田優 壇蜜 シャーロット・ケイト・フォックス 鈴木京香
監督
生野慈朗
脚本
筒井ともみ
音楽
富貴晴美
番組情報サイト

©2018「食べる女」倶楽部

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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