社会からハミ出した3人の少年の衝動と生き様を描いた衝撃作


©2019映画「タロウのバカ」製作委員会

 
『日日是好日』『セトウツミ』『さよなら渓谷』など大森立嗣監督の最新作『タロウのバカ』が9月6日(金)よりテアトル新宿ほかにて公開される。
本来はデビュー作として構想していた渾身のオリジナル脚本を、20年の時を経てついに映画化。「映画とはこうでなくてはならない」という既成概念を打ち破る、破格の問題作に各界から絶賛、衝撃のコメントが続々と到着した。

<真木よう子 コメント>

エージに憧れ、タロウに希望を持ち、スギオの混沌の中で生きている。
三者は完璧な配役をされていて、劇中で彼等が「とぶ」事を望んでしまう。
私にとっては、映画史に残る名作となった。

<角田光代 コメント>

世のなかの、わけのわからないことにすべて名前をつけたら、
生きていくのはこわくなくなるのかな。
世界は私のものだと思えるのかな。
――そんなはずないじゃん、とタロウに笑われた気分。

<坂井真紀 コメント>

どこかの知らない誰かでなく、
「わたしたち」を見せつけられたような気がしました。
心が苦しくなりました。悲しくなりました。
「わたしたち」が憎たらしくて、愛おしくなりました。
「わたしたち」を諦めたくないと優しい気持ちになりました。

<板尾創路 コメント>

少年達はライオンのように乱暴であるが
純粋で嘘はひとつもついてない。
フィクションでありながら大人は責任を感じ、胸が痛いだろう。

<宮台真司 コメント>

社会の外に押し出された者にだけ見えるものがある
大森立嗣の一貫した視座だ。
今回はオリジナル脚本を引っ下げ、思わせぶりを一切排除して、
社会に殴り込みをかけてきた。気押されて終わるか、
大森立嗣が静かに見つめてきた光を感じるか、観客こそが問われている。
・本予告映像はこちら

映画情報
映画『タロウのバカ』
9月6日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー


©2019映画「タロウのバカ」製作委員会

 
監督・脚本・編集
大森立嗣
音楽
大友良英 
出演
YOSHI 菅田将暉 仲野太賀 奥野瑛太 豊田エリー 植田紗々 國村隼

©2019映画「タロウのバカ」製作委員会

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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