バスケとともに生きてきた34年を振り返る

 
21年ぶりに自力でW杯出場を決めた日本男子バスケ。その原動力となったのが、昨年4月に日本国籍を取得し帰化したニック・ファジーカス。
父親の影響でバスケットボールをはじめた子ども時代、ネバダ大学をNCAAトーナメントまで導いた大学時代、ドラフトで指名されたものの、NBAではほとんど出場機会も恵まれず、ベルギー、フランス、フィリピンへと渡り歩く。そしてバスケ後進国だった日本へ。当時の日本バスケは世界での活躍はおろか、アジアでも10番目ほど。
その日本がW杯出場を勝ちとり、そして2020年の東京オリンピック出場を獲得した。日本バスケの救世主としての活躍について、ニック・ファジーカス選手がバスケットボールとともに生きてきた34年の半生を振り返る初の自叙伝だ。

<著者:ニック・ファジーカス選手>

1985年6月17日、アメリカ生まれ。 5歳からバスケをはじめ、ネバダ大学で活躍後にNBAダラス・マーベリックスにドラフトされる。その後、ヨーロッパ、アジアで活躍し、2012年に来日し、東芝ブレイブサンダースに入団。来日後、2回リーグ優勝、2回リーグMVPを受賞。2018年に帰化して、現在日本代表として活躍中。

書籍詳細
「決断 バスケットボール 背番号22の軌跡」
8月9日(金)発売
著者
ニック・ファジーカス(翻訳者:大島頼昌)
出版元
徳間書店
本体価格
1,700円(税抜き)
内容
プロローグ 背番号22番
第1章 日本1年目の決断
第2章 キャリアを決める高校での決断
第3章 ネバダ大学とNBAでの決断
第4章 ヨーロッパでの決断
第5章 NBL~B.LEAGUE初年度
第6章 帰化、そしてワールドカップに行く決断 第7章 僕に刺激を与えてくれる存在
エピローグ バスケットジャーニーは続く
全国の書店、ネット書店のほか、川崎ブレイブサンダース公式オンラインショップでも販売。
https://www.bleague-shop.jp/kb/
※この記事はauテレビでも掲載されました。
http://sp.tvez.jp/(スマートフォン向けサイトです)
この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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