集団安楽死をするために集まった12人の密室劇


©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

 
直木賞候補にもなった冲方丁による初の現代小説を、「人魚の眠る家」の堤幸彦監督が映画化。映画「十二人の死にたい子どもたち」が11月23日(土・祝)にWOWOWで放送される。
タイトルからも察しがつく通り、法廷ドラマの名作「十二人の怒れる男」をベースに、萩尾望都のSF漫画「11人いる!」をミックスさせたような物語が描かれる。
廃病院で集団安楽死を図る未成年たちが地下の部屋で起こった不思議な出来事の真相に迫るミステリーから、自分たちのアイデンティティーを見つけていく青春ドラマへとシフトする展開が秀逸。キャストの丁々発止の演技合戦もハラハラさせるほどに魅せる。

<ストーリー>

廃病院の地下室に、安楽死を望む12人の未成年が集まった。集会を主催するのは1番の番号を持つサトシ。だが実行を前に、ベッドに横たわっている13番目の生温かい死体が発見される。なぜ死体があったのか?誰が運び込んだのか?心残りなくこの世を去るため、メンバーたちは5番のシンジロウを中心に謎解きを開始する。だが各人がそれぞれに病院の中を捜索している中、9番のノブオが何者かに階段から突き落とされ……。

番組情報
映画「十二人の死にたい子どもたち」
11月23日(土・祝)20:00~22:00
WOWOWシネマ[SS][字] 出演
杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 黒島結菜 橋本環奈 吉川愛
監督
堤幸彦
番組公式サイト

©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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