10年後の日本という共通テーマを5人の新進監督が描く


©2018 “Ten Years Japan” Film Partners

 
2015年に作られ、第35回香港電影金像奨で作品賞に輝いた「十年」は、日本版の本作やタイ版「~Ten Years Thailand」も作られるという国際共同プロジェクトに発展。
日本版は、新進映画作家たちが“10年後の日本”という共通テーマのもと、それぞれが短編を監督。5作品によるオムニバス映画となっている。
PFFアワード2014で「ナイアガラ」がグランプリに輝いた早川監督が第1話「PLAN75」で高齢化社会を、「連続ドラマW イノセント・デイズ」の石川慶監督が第5話「美しい国」で徴兵制を取り上げて、社会問題を問いかけている。

<ストーリー>

「PLAN75」近未来の日本。75歳以上の国民に安楽死を奨励する制度“PLAN75”が実施されるが、公務員の伊丹の母も75歳になろうとしていた。「いたずら同盟」AIに道徳心が刷り込まれるIT特区の小学校で用務員の重田が世話する老馬が殺処分されることに。「DATA」舞花は生前の母親のデータが入った“デジタル遺産”を手に入れる。他の2話は大気汚染を描く「その空気は見えない」、徴兵制を描く「美しい国」。

番組情報
映画「十年 Ten Years Japan」
11月24日(日)21:00~23:30
WOWOWシネマ[SS][字] ※12/5(木)15:00~WOWOWシネマでも放送
出演
杉咲花 田中哲司 川口覚 山田キヌヲ 國村隼 大川星哉 池脇千鶴 三田りりや 仲野太賀 木野花
監督
津野愛 早川千絵 木下雄介 藤村明世 石川慶
番組公式サイト

©2018 “Ten Years Japan” Film Partners

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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