クルド人少数民族の女性たちに起きた実話から着想を得た戦争ドラマ
©2018 – Maneki Films – Wild Bunch – Arches Films – Gapbusters –
20 Steps Productions – RTBF (Télévision belge)
「パターソン」の人気を博した女優ゴルシフテ・ファラハニが、クルド人女性戦士を演じる映画「バハールの涙」が12月18日(水)に放送される。
かつて自らもISに拉致されてその捕虜となり、苦難を経験した末、命からがら脱出に成功したクルド人の少数民族の女性たち。今度は愛する家族を自分たちの手で救い出そうと、女性だけの武装組織を結成して、ISを相手に決死の闘いを挑む。
イラクのクルド人地区で起きた実話から着想を得て、フランスの女性監督エヴァ・ユッソンが、女性たちの壮絶な闘いを鮮烈にドラマ化。武装組織のリーダーをイラン出身の人気女優ファラハニが力強く熱演するほか、共演は「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」のエマニュエル・ベルコ。
<ストーリー>
破裂弾を被弾し、左目に眼帯をしたフランス人の女性記者マチルドは、中東の紛争地域に入ると、女性だけの戦闘部隊を率いるクルド人女性バハールと出会い、彼女を密着取材することに。バハールはフランス留学経験を持つ元女性弁護士で、クルド人自治区で家族と平和に暮らしていたが、あるとき、突然ISの襲撃を受け、夫は惨殺、息子は戦闘員として拉致され、自らもISの性的奴隷として売られたつらい過去を、マチルドに物語る。
- 番組情報
- 映画「バハールの涙」
放送日時
12月18日(水)19:00~21:00
WOWOWシネマ[SS][字] ※1月22日(水)7:00~WOWOWシネマでも放送
出演
ゴルシフテ・ファラハニ エマニュエル・ベルコ アフメット・ジレク ベヒ・ジャナティ・アタイ ズュベイデ・ブルト
監督・脚本
エヴァ・ユッソン
音楽
モーガン・キビー
≫番組公式サイト
©2018 – Maneki Films – Wild Bunch – Arches Films – Gapbusters – 20 Steps Productions – RTBF (Télévision belge)
- この記事を書いた人
- 栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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