映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』

 

精子版 『インサイド・ヘッド』 『はたらく細胞』 !?
世界中で話題沸騰!精子たちの命がけの大冒険がついに日本上陸!

 

舞台はなんと精子の世界。その大胆すぎるコンセプトで、2024年アヌシー国際アニメーション映画祭で話題沸騰となった本作。精子たちが歌って踊って大暴走する、10代のカップルの“初めてのチョメチョメ”と、外の世界を求める10億もの精子たちの命がけの大冒険をミュージカル・ナンバーと共に描く、ユーモア満載の新感覚アニメーション。日本語吹き替え版の声優は、ちょっぴり頼りないが勉強熱心な精子・シメン役に本作が声優デビュー作となる大人気芸人ラランドのニシダ、またシメンと冒険を共にする勝気でまっすぐな精子・カミラ役には、多数の人気作で声優を務める大橋彩香が、ゲーム大好き思春期真っ只中の主人公・イェンス役は、映画やドラマなど幅広い分野で活躍中の声優・福原かつみ、イェンスの気になる女の子・リサ役は声優としての活動を軸に、ドラマーとしても活躍中の声優・ドラマーの天沢カンナと、魅力的な声優陣でお届け!

 

この度、本作の日本公開を記念し、トミー・ウィルコラ監督がオフィシャルインタビューに応じた。日本公開決定の情報解禁後、SNSを中心に大きな話題となった本作だが、これまでのジャンル映画とは異なる“精子の世界”を描いたアニメーションを制作しようと思ったきっかけについては、「きっかけは大きく二つあります。一つ目は、監督として、そして脚本家として、常に新しいことに挑戦したい、自分の表現の幅を広げたいという思いです。もう一つは、精子が卵子を目指して競い合うという発想が、もしかしたら世界でいちばん大きなレースなのではないか、と感じていたことでした。そのアイデアは、ずっと頭の片隅にありました。アニメーションはこれまで手がけたことがなく、だからこそ新しい挑戦でもありました。自分の好きなものや、思わず笑ってしまうような感覚を大切にしながら、ずっと温めてきたこのストーリーを、何か新しい形で語りたい、そんな思いから、この映画を作りました」と答えた。

 
本編に登場する精子たちは、一匹一匹がとても丁寧に作りこまれており、ふっくらとした頬の表情が印象的でとても可愛らしいビジュアル。キャラクターデザインについてのこだわりは、「最初から、すごくイノセントで、ピクサー作品のような可愛らしい雰囲気にしたいと思っていました。そうしたビジュアルが、この映画のユーモアやジョーク、そしてストーリーとうまく混ざり合えば、とても面白いトーンが生まれるはずだと感じていました。だからこそ、全体としてとてもキュートな世界観を目指しました。キャラクターデザインについては、ある意味とてもクラシックなアーキタイプを意識しています。たとえば、オタク気質のキャラクターがヒーローになるとか、とてもクールな女の子が誰かを助ける、といったような、よくある原型的な存在ですね。「ウンチ」に関しては、デザインチームと本当に奇妙で不思議な道のりをたどりました。彼らは驚くほど真剣にリサーチをしてきて、「便にはいろいろな形があって…」と、かなり細かい話までしていました。また、精子についてはですね、Olsen-banden(1968) という映画のキャラクターがいて、卵を盗もうとするトリオの話なのですが、北欧で有名なキャラクターで、この3人のキャラクターだけで14本くらい映画ができています。精子のキャラクターたちはそれのパロディー版です。さらに、精子そのもののデザインについても、私たちなりにたくさんのリサーチやテストを重ねました。腕を付けるべきか、尻尾はどう動かすのか、そうしたことを何度も話し合った結果、腕は付けず、すべての動きを尻尾で表現する、という形に落ち着きました。その過程では、真剣なのに思わず笑ってしまうようなディスカッションやミーティングもたくさんありましたね」とかなり綿密に作りこまれたキャラクターだったことを明かした。

 
トミー監督自身が気に入っているキャラクターや、自身と近いキャラクターについては「“気に入っているキャラクター”という意味では、ジズモの脚本を書くのは本当に楽しかったですね。なるべく嫌なことを言わせて、ひどいことを言わせて、とにかく“悪いヤツ”“感じの悪いヤツ”にする、という方向で書くのは、とても面白い作業でした。そういう意味で、ジズモは特に気に入っているキャラクターです。一方で、脚本を書くときには、どうしても自分自身をいろいろなキャラクターに投影してしまうものだと思っています。だから「このキャラクターが自分です」と一人に絞るのはなかなか難しいのですが、引っ込み思案なシメンと、いつも『スター・ウォーズ』の話ばかりしているイェンスは、間違いなく自分自身だな、と感じています」とした。
 

本作は、本格的なミュージカルシーンも魅力のうちの一つだが、インスパイアされた楽曲や作品については「大きなインスピレーションの一つは「サウスパーク」でした。ミュージカルナンバーが作品のあちこちに散りばめられていて、とても笑える一方で、すごくキャッチーですよね。そのバランス感覚から、強い影響を受けました。それに加えて、クラシックなミュージカルや古い映画もいろいろと観ました。特に振付の部分については、多くの作品を参考にして、インスピレーションを得ようとしていました。音楽制作に関しては、作曲家が本当に素晴らしい仕事をしてくれました。彼は以前バンド活動をしていたこともあり、その経験が今回の楽曲にも生きていると思います。また、脚本に参加しているメンバーが歌詞も担当していて、まず歌詞を書き、それをすぐ作曲家に渡して曲を作る、という形で進めていきました」と言及。
 

日本でも大人気なトミー監督だが、今後の作品については「今年は二つの作品が世に出る予定で、一つは4月にNetflixで配信され、もう一つは12月の公開を控えています。どちらもとても楽しみにしていますし、自分自身も大きな期待を寄せています。アニメーションについては、実はアイデアがいろいろとあります。まだ具体的にお話しできる段階ではありませんが、もちろんまたアニメに挑戦したいという気持ちは強くあります。素晴らしいパートナーにも出会えましたしね。私の頭の中には、まだ脚本にはなっていないアイデアがたくさんあって、その中には「これはアニメーションに向いているな」と感じるものもいくつかあります。そうしたアイデアを、いつか実際の作品として形にできたらいいなと思っています」と語った。
 

最後に、日本の観客に向けて「私自身とてもワクワクしています。しかも、バレンタインデーの直前に公開されるなんて、本当にパーフェクトですよね。この映画は、デートムービーにもぴったりだと思っています。ぜひカップルで一緒に観ていただけたら嬉しいです。もしかしたら、何人かの方は、この映画の中の登場人物たちのように、ちょっとラッキーなことが起こるかもしれませんよ」とユニークなメッセージを送った。
 

『スペルマゲドン 精なる大冒険』は、2026年2月13日(金)より新宿ピカデリーほか絶賛公開中。
 

STORY
ゲーム大好き思春期真っ只中の少年・イェンス。友達たちと週末泊まりで遊びに出かけた彼は、気になる女の子・リサとの“初めてのチョメチョメ♥”を迎えることに──⁉一方その瞬間、イェンスのカラダの奥に広がる“精子たちの王国”では、<スペルマゲドン警報>が発令され、とんでもない騒ぎが巻き起こっていた!ずっと外の世界へ飛び出すことだけを夢見て悶々と暮らしてきた10億もの精子たちが一斉に大パニックに!ちょっぴり頼りない精子・シメンと、勝気でまっすぐなカミラはついに訪れた“発射”の瞬間を迎えるべく、最小にして最大の命がけの大冒険へと駆け出す!!旅の途中で待ち受けるのは、裏切りあり!挫折さあり!涙あり!・・・友情あり⁉しかし、ふたりはやがて“とんでもない事実”に直面するのだった……。

 

作品情報
映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』

監督:トミー・ウィルコラ、ラスムス・A・シーヴァートセン
2024年/ノルウェー/ノルウェー語/80分/カラー/2.39:1/5.1ch/PG12
原題:SPERMAGEDDON 後援:ノルウェー大使館 配給:シンカ
2024©74 ENTERTAINMENT AS

公式サイト
公式 X @spermageddon_jp
公式 Instagram @synca_creations
公式 TikTok @syncacreations

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