
(C)GERONTIUS PRODUCTIONS LIMITED 2025
偏屈な指揮者と寄せ集めの合唱団。
声が祈りに変わる瞬間、人々に希望の火が灯るー。
第一次世界大戦下のイギリス北部ヨークシャー。徴兵で多くの団員を失った合唱団は、存続の危機に瀕していた。若者や町の人々を迎え入れ、“歌うこと”を通して再び心を結び直そうとする。新たな指揮者に選ばれたのは、敵国ドイツで活動していたヘンリー・ガスリー。偏見と不信を背負いながら、彼は退役軍人、売春婦、敬虔なボランティア、徴兵を控えた少年たちなどの寄せ集めの団員たちと向き合い、熱心な指導のもとで、失われたつながりと希望を取り戻していく。やがて彼らは、前代未聞の“ある挑戦”へと踏み出す。しかし、再び徴兵通知が届き始め、ようやく芽生えた平穏は、戦争の影に呑み込まれていく。

(C)GERONTIUS PRODUCTIONS LIMITED 2025
この度解禁となるのは、レイフ・ファインズ演じる厳格な指揮者が、無神経なようでいて心の奥底に響く熱い説得をする本編映像。
クライドは、片腕を失いPTSDを抱えた退役軍人。心身ともに深い傷を負いながらも、恋人ベラとの再会だけを支えに戦場から帰還する。しかし、長期にわたる徴兵と、その間に便りすら送れなかったことから、ベラの心が自分から離れつつある現実を突きつけられる。美しい歌声を持つクライドは、念願だった合唱団への復帰を試みるものの、人生への失望から自暴自棄に陥ってしまう。そんな彼に対し、ガスリーは静かに、しかし揺るぎない言葉で語りかける。
「心に傷を負い、腕を失い、過酷な経験もした。だが人生は君に慰めの賞──天賦の歌の才能を与えた。人生の最悪の時こそ、歌うんだ」。どんな状況でも、人は歌い、愛し、日常を続けていく。音楽が人々をつなぎ、芸術が心に灯をともす──その信念を胸に、外界に馴染もうとしない頑なさと、音楽に触れた瞬間に立ち上がる繊細な情熱を、レイフ・ファインズは見事に体現する。
ガスリーの熱い想いがクライドの心を揺さぶり、彼が再び“生きる意味”を取り戻していく過程を描いた、思わず息を呑む本編映像となっている。
- 作品情報
- 映画『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』
監督:ニコラス・ハイトナー(英国万歳!) 脚本:アラン・ベネット
出演:レイフ・ファインズ、ロジャー・アラム、マーク・アディ、アラン・アームストロング、ロバート・エムズ、サイモン・ラッセル・ビール
2024年/イギリス・アメリカ/英語/カラー/ユニビジウム/5.1ch/113分/原題:The Choral/日本語字幕:斎藤敦子
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