新人時代は「タバスコめし」と「紅しょうがごはん」


写真:ウィルメディア編集部

 
女子プロレスタッグチーム・クラッシュギャルズで一世を風靡、現在も女子プロレス団体・Marvelous代表でプロレスラーとして活躍する長与千種と、悪役軍団の極悪同盟でライバル関係にあった元女子プロレスラーのブル中野が1月27日、大坪ケムタ氏の著書『レスラーめし』(ワニブックス)の発売記念トーク&撮影会に登場した。
『レスラーめし』は人気グルメ情報サイト「メシ通」内で連載。豪華レスラーのマル秘めしエピソードはプロレスマニアはもちろん、食通にも熱烈な支持を得ている。
長与千種とブル中野の2人は「昔のことだから思い出すのも大変だった」と言いながら、若い頃の食事に関するエピソードを披露。
長与は「タバスコめし」、ブルは「紅しょうがごはん」で、新弟子時代の空腹を満たしたとコメント。「プロレス時代にお金がない時に食べたごはんのことを思い出して話した」とブルが言えば、「みんな新人の頃は食べるものでかなり苦労した」と長与も呼応。
ところが、所属プロレス団体がレストラン経営に乗り出し、その頃から新人の食事が良くなった、と昔を懐かしんだ。

指が曲がらない、長与千種の後遺症

また、長与は昨年末に札幌市内で暴行現場に遭遇、持ち前の正義感を発揮して制止に入ったが左手小指を負傷させられてしまった。そのため「ここまでしか(第1関節)曲がらなくなりました。固まってしまいましたね。グーが握れなくなった」と後遺症が残ったことを告白。実際にカメラの前で実演してみせたが、曲がることはなかった。
その告白に驚いたブルは「大先輩で誇りに思う先輩です」と長与の勇気ある行動を賞賛した。
同著にはこの2人の他にも13人のレジェンドレスラーが登場。連載時には入りきらなかった食にまつわる豪快なエピソードも収録。プロレスファン以外にも楽しめる内容となっている。

書籍情報
タイトル
『レスラーめし』
小橋建太「妻のポテトサラダ」
前田日明「ロシアンウォッカ」
長州力「泡盛のコーヒー割り」
天龍源一郎「天龍カクテル」
ダンプ松本「フライドチキン」ほか
・著者:大坪ケムタ
・発行:ワニブックス
・発売日:2019年1月15日
・仕様:四六版・416ページ・並製本
・定価:1,728円(税込)
・ISBN:978-4-8470-9756-0

 
・ワニブックス『レスラーめし』

 

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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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