私は2016年4月から2018年3月(本日)までUQ mobileのSIM×2を用いてメインの携帯端末を使用しておりましたが、約24ヶ月間に及ぶ利用期間のうち直近16ヶ月間の使用金額についてログが残せましたのでそちらを元に平均月額利用金額を算出いたしました。
結果としてあまり格安とはいい難い数字がならびましたが、契約プランに合わせた取組みができなかった私の使い方に問題がある部分もありますのでそちらについては特に言及いたしません。使い方を含めた契約当時の状況については後述しました。
尚、ここに記載のない2016年4月〜2016年11月までですが、たしかに当初3ヶ月程度は総額5千円くらいだった記憶があります。同時に通話時間については当初留意していたことも記憶しております。一旦の試用期間を終えた事でタガが外れてしまったことと忙しさと面倒くささを理由に軌道修正を行えなかった事がこの金額推移の原因だと考えております。
さて、こちらが過去16ヶ月間の月額金額推移となります。
データ高速+音声通話プラン | データ高速プラン | UQ mobileへの総支払額 | |
2016年12月 | 10,234 | 3,221 | 13,455 |
2017年1月 | 10,710 | 1,061 | 11,771 |
2017年2月 | 8,627 | 1,060 | 9,687 |
2017年3月 | 7,623 | 2,680 | 10,303 |
2017年4月 | 10,514 | 2,680 | 13,194 |
2017年5月 | 7,222 | 3,760 | 10,982 |
2017年6月 | 5,731 | 1,600 | 7,331 |
2017年7月 | 7,151 | 1,060 | 8,211 |
2017年8月 | 6,893 | 1,061 | 7,954 |
2017年9月 | 6,356 | 1,817 | 8,173 |
2017年10月 | 8,853 | 3,221 | 12,074 |
2017年11月 | 4,356 | 1,061 | 5,417 |
2017年12月 | 9,000 | 1,601 | 10,601 |
2018年1月 | 10,280 | 1,061 | 11,341 |
2018年2月 | 8,513 | 1,060 | 9,573 |
2018年3月 | 9,551 | 1,060 | 10,611 |
月額/平均 | 8,226 | 1,817 | 10,042 |
<参考> 月額契約金額 | 1,814 | 1,058 | 2,872+通話料/追加データ料 |
※価格はすべて税込
※契約当時の状況
・2016年4月の契約当時、ビックカメラ内に設置されたUQ mobileブースにてauからのMNPを実施しました。
・その際、特段のキャンペーンは行われておらず、通話を用いた契約については「データ高速+音声通話プラン」一択だったように記憶しています。
・また契約後に判明したのですが当時は「iPhoneでのテザリング」ができませんでした。こちらは下調べ不足が原因です。
SIMを選択する時点でIIJなどはテザリングができたよう記憶しております。
・そのため新たに「データ高速プラン」を契約し既に保持していた
SONY製の「Xperia(TM) Z3 SOL26」に装着することで「テザリング」を実現いたしました。
(その後1年程度経ちUQ mobileでもiPhoneでテザリングができるようになりました。)
・私は仕事の都合上、音声通話を日常的に行う生活をしておりましたが
それまでauの定額制プランを用いていたため自分の月間通話時間については把握しておりませんでした。
・また、データ通信についてもWI-FI環境での業務は多かったのですが、
いわゆるWI-FI環境とWI-FI環境の間にある移動中やカフェ等での通信容量について把握しておりませんでした。
auのテザリングオプションを利用していたためです。
・尚、各SIM共に基本容量として3GBが付帯しており合計で6GBのデータ通信量がありましたので
上記表から推察するに1ヶ月あたりのデータ通信量は「6GB〜10GB」程度だと考えられます。
・基本データ通信量を越えた場合の追加のデータ通信量のメニューとしては
「100MB追加で216円」と「500MB追加で540円」の2パターンが存在します。
仮に4GB追加の場合には最小のケースで「4,320円」が月額の追加費用として発生していたと考えられます。
以上となります。
格安SIMは、通話量及びデータ通信量が多い環境にある属性の方々にとっては、その使用方法や契約方法に留意が必要であるということが私の結論となりました。
これから格安SIMを契約される方々にとって、参考情報のひとつとして頂けましたら幸いでございます。
- この記事を書いた人
- 沼田大輔/ディレクター/1977年東京都生まれ。
東洋美術学校卒業後の2000年からデザイナーとしての仕事をスタートし、現在では、企画からデザイン、ディレクション、マーケティング、システム設計に至るまで幅広い領域に対応しています。趣味は考え事。最近はSIMと音声検索に凝っています。