9月1日は「防災の日」災害時のスマホ活用&防災対策をまとめました - Willmedia News

防災対策をどんなことを知っていますか?

まずはじめに質問です。
「避難時、家を出るときにしておくべきことは?」
どうでしょう??
答えは「ブレーカーを落としておく」です。
これは2019年3月に実施されたヤフー「全国統一防災模試」で出された質問のひとつです。
地震、台風など様々な自然災害による被害のニュースを見るたびに
防災対策をしようと思っていてもなかなか準備をしていない方も多いのではないでしょうか。
まず、ご自分の住んでいる場所や勤務先のハザードマップを知っていますか。
もし知らなければ、国土交通省が発表しているハザードマップポータルサイトで確認してみましょう。
今回は、災害時のスマホ活用、そして防災対策をまとめましたので参考にしてください。

災害時には正確な情報を!LINEで安否確認も!

災害時は電話回線がパンクしやすいのでインターネット経由で連絡をとったり情報収集することも有効です。
ここでは代表的な4つのアプリを紹介します。
1.LINE
もともと、LINEは、東日本大震災をきっかけに広まったサービスです。
親しい間柄(家族など)への安否確認はもし返信がなくても「既読」になれば少し安心です。
位置情報も送信できるので「ここにいるよ」というメッセージ代わりにもなります。
【位置情報の送り方】
画像は、Xperia XZ3(Android)


赤枠内をタップ

 


赤枠内をタップ

 


赤枠内をタップ
※位置情報をオンにしておくこと

 


相手に位置情報が送られる

 
2.Twitter
まずは、公式アカウント(NHK災害、首相官邸など)の情報元を信用してください。
SNSなどでは、フェイクニュースとよばれる「デマ」が流れることもあります。
むやみなRT(リツイート)は混乱のもとになるので注意しましょう。
また #(ハッシュタグ)をつけるとその情報だけを集約して見ることができます。
★ハッシュタグの使い方はこちらの記事を参考にしてください。
 
3.Yahoo!防災
緊急地震速報、豪雨予報、避難情報などをアプリでお知らせしてくれます。
3つまで地域を登録できます。
自宅、勤務先、実家などを登録しておけばその地域での最新の災害情報を確認できます。
また、ゲリラ豪雨などのお知らせもあるので日常生活でも活用できます。


アプリ画面

 
 
4.東京都防災
災害発生時にとるべき行動やくらしの中でできる防災対策など、
東京都民以外の方でも役立つ様々な防災知識をまとめています。
日本語・英語、簡体中文・繁体中文・韓国語の複数言語にも対応しています。


アプリ画面

 

災害時に開放されるサービス

災害時のときだけ、開放されるサービスがあります。
※通常は使えないのでご注意を。
・Wi-Fi
やはり、スマホを使うにはインターネット回線が必要です。
地震や台風などによる大規模災害が発生したときに被災者等がインターネットに接続できるよう、
公衆無線LANのアクセスポイントを無料で開放します。
使い方は簡単。
通常のWi-Fi利用と同じで、ネットワーク名(SSID)「00000JAPAN」を選ぶだけ。
平成30年7月豪雨でもこれが発動されました。
ただし、緊急時の利用を優先させるため通信の暗号化等のセキュリティ対策がされていません。
個人情報等の入力は避けましょう。
 
・災害用伝言ダイヤル171
災害時に設定されるNTT「災害用伝言ダイヤル」。
171に電話をして音声メッセージを録音・再生できます。
このサービスは体験利用ができるので一度試しておくといいでしょう。
【体験利用できる日】
・毎月1日、15日(00:00~24:00)
・1月1日00:00~1月3日24:00
・1月15日9:00~1月21日17:00
・8月30日9:00~9月5日17:00

おまけ

スマホを活用するには災害時でもバッテリーが必要です。
日常生活でも使えるので防災グッズのひとつとして「モバイルバッテリー」を準備しておきましょう。
(常にバッテリー充電を満タンにしておく)
あとは、実際の災害時にはネットがつながりづらいことも想定できるので防災グッズのひとつとして、「多機能ラジオ」もおすすめです。
その名の通り複数の機能を持ったラジオで、懐中電灯、スマホの充電、ソーラー充電などがひとつになった商品もあります。
ラジオは公共のメディアとして正確な情報を発信してくれるので信頼性が高いメディアです。
コミュニティーFMなどでは、テレビではフォローしきれない細かい地域の情報が得られます。
 
モバイルバッテリー購入に関する記事です。参考にどうぞ
バッテリーが少なくなってきたときの対策記事です。参考にどうぞ
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自分の身は自分で守る。
意外にいつも使っているアプリが災害時にも活用できます。
ただし、大切なのはスマホが使えないときでも災害時にどうやって対応していくかです。
防災の知識を蓄えしっかり備えておきましょう。

このアプリは「恋するスマホ」で紹介される予定です。
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この記事を書いた人
ウィルメディア編集部
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