まるでアスレチック！田辺誠一が型破りな集合住宅へ

固定概念を打ち破った2人の新しい試み、貫いた信念に迫る。

©テレビ東京

1月25日（土）放送の「新美の巨人たち」（毎週土曜夜10時）では、不思議な作りをした集合住宅『三鷹天命反転住宅』に俳優・田辺誠一が迫る。
まるで積木が重なったような外観、まるでアスレチック広場のような内装…そんな不思議な建物が東京・三鷹市にある。その名も『三鷹天命反転住宅』。実は全部で9戸の集合住宅。例えば床にある大小2種類のふくらみは、それぞれ大人と子供の土踏まずのサイズになっていたり、音が反響する球体の部屋があったり…あらゆる感覚に働きかける数々の仕掛けが施され、すべてが普通の家では考えられない作りになっている。こんな不思議な住宅が生まれた背景には、誰もが知る住人モデルの存在が…一体誰？
作者は常識を超えた現代アートの巨人・荒川修作と、詩人マドリン・ギンズ。この一風変わった家の設備について、荒川は“死なないために作った”と言う。なぜ「死」を意識して作られたのか？
今回は映画監督、イラストレーターなどマルチな才能を持つ俳優・田辺誠一が、この型破りな家と向き合う。計算された色使い、ユニークな使用法…唯一無二の空間に込められた作者の狙いとは？固定概念を打ち破った2人の新しい試み、貫いた信念に迫る。