満塁男が語った藤田元巨人監督との師弟愛

 
駒田徳広さんといえば、1980年にドラフト2位で巨人に入団し、勝負強いバッティングで満塁男として活躍。2000年に2000本安打を達成し、名球会入りしている。その駒田さんがYouTubeの日本プロ野球名球会チャンネルに出演。1993年オフに決断した、横浜ベイスターズへのFA移籍の真相を語っている。

同年のシーズンオフに巨人は落合博満の獲得を発表し、出場機会を減ることに危機感を感じた駒田さん。巨人生え抜き選手でFAで国内球団に移籍した唯一の選手となった。番組では藤田元司元巨人監督の一言で…と完結に語っているが、野々垣武志のYouTube「恋するスポーツ」出演時には、さらに深く当時の心境を語っている。

1993年の成績が悪かったこと、コーチや監督が代わったこと、そして横浜入団後までにも及ぶ藤田元監督とのやりとりや試合中のエピソードは、湿った話題を嫌う駒田さんが珍しく本音を語ったという印象だ。
今年のプロ野球はソフトバンクの4年連続日本一で幕を閉じ、現在はトライアウト、トレードやFA、契約更改の話題がスポーツ紙を賑わせている。以前より移籍のハードルが下がり、個々の関係性がドライになった現在のプロ野球界。駒田さんと藤田元監督の師弟愛に耳を傾けて、古き良き野球を回想してみてはいかがだろうか。
 
< 駒田徳広さんがFAの真相を語る(野々垣武志の「恋するスポーツ」) >

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