テロか、操作ミスか、欠陥か、まさかの陰謀か。音声分析官が聴いた、航空事故の戦慄の真相とは──

© 2020 / WY Productions – 24 25 FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA – PANACHE Productions

 
ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落!乗客・乗務員316人全員の死亡が確認される。司法警察の立会いの下、航空事故調査局の音声分析官が、ボイスレコーダー、通称“ブラックボックス”を開く。いつもなら責任者のポロックに同行するのは、最も優秀なマチューだったが、天才的なあまり孤立していた彼は外されてしまう。だが、まもなくポロックが謎の失踪を遂げ、引き継いだマチューは「コックピットに男が侵入した」と記者会見で発表する。マチューの分析は高く評価され、責任者として調査をまとめるよう任命される。ところが、被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電をきっかけに、さらなる陰謀を疑ったマチューは、キャリアと命さえもかけて危険な探求を始める──。
2021年9月に本国フランスで公開され、ディズニーの超大作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に次いで、ランキング初登場第2位を獲得し、観客動員数100万人突破を成し遂げた大ヒット作。〈音〉だけで事件の謎を解く驚愕のサスペンススリラーの全貌が、ついに日本でも明かされる!

マチューには、『イヴ・サンローラン』でセザール賞を受賞した、美しさと繊細な表現力が光るピエール・ニネ。音を聞くだけで、故障ならどの箇所か、事故なら何と接触したのか、事件なら犯人の人物像まで割り出す、音声分析官という真のプロフェッショナルを、徹底的にリサーチして作り上げた。
マチューの妻で新型航空機の認証機関に勤め、夫にも言えない秘密を抱えるノエミに『夜明けの祈り』のルー・ドゥ・ラージュ、調査局の冷静沈着なレニエ局長にフランス映画界の重鎮、『パリよ、永遠に』のアンドレ・デュソリエ。監督は『パーフェクトマン 完全犯罪』のヤン・ゴズランだ。

本作は始終ハラハラドキドキしっぱなしである。最初はマチューの態度にハラハラさせられ、行く末を案じる。それに合わせたかのように現場への同行を拒否され、やっぱり…と思っている間に責任者が失踪し、そこからは怒涛の展開が待っている。あまりにもドキドキするため、映画を見ているのかジェットコースターに乗っているのかわからなくなるくらいだ。
最初はマチューの態度に呆れることもあったが、いつの間にか固唾を飲んで彼の一挙一動を追っている。なんとか真実を突き止めてマチューの正義を証明してほしいと願いながら、スクリーンを凝視していた。どんどんのめり込んでいくストーリー構成はとても素晴らしい。
この飛行機事故の真相はいったい何なのか。ぜひとも劇場で確かめてほしい。

『ブラックボックス 音声分析捜査』は2022年1月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか、全国ロードショー。

映画情報

出演:ピエール・ニネ、ルー・ドゥ・ラージュ、アンドレ・デュソリエ
監督・脚本:ヤン・ゴズラン

ログインする

詳細をお忘れですか?