デロリアン生みの親の破天荒な人生を描く!


© Driven Film Productions 2018

 
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で世界的に知られる車“デロリアン”。この伝説の車を作った男“ジョン・デロリアン”初の伝記映画が日本公開されることが決定した。
本作は、会社倒産の危機を救うためコロンビアの犯罪組織との麻薬取引まで手を出した、ジョン・デロリアンの人生の中で、最も激動だった時期をフィーチャーして描いた彼にとって初めての伝記的映画だ。
ジョン・デロリアンは、大胆かつ斬新なアイディアで60年代のアメリカ自動車業界を席巻し、史上最年少で大手自動車会社の副社長にまで上り詰めたが、自分の夢の車を作るためにその地位を捨て、まさに人生を車に賭け、夢のために生きた。
彼は天才的自動車エンジニアでありながら、詐欺や横領、脱税を行い、ハリウッドセレブをはじめ、ビジネスパートナーや発明家、驚いたことに、イギリス、アメリカ、そしてスイスの政府からお金を巻き上げるほど、破天荒な人生を歩んだ男でもあった。
そんなジョン・デロリアンを演じるのは、『ホビット』シリーズや『落下の王国』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など、多くの作品に出演し、その幅広い演技に定評があるリー・ペイス。
天性のカリスマ性にさらに磨きをかけ、実年齢よりも上のジョン・デロリアンを本物と見間違えるほどリアルに演じきっている。
そして、デロリアンを支え信頼を得ながらも、麻薬取引に巻き込む隣人であり友人のジム・ホフマン役に『モンスター上司』『なんちゃって家族』などで人気を博すジェイソン・サダイキス。FBIとデロリアン、そして犯罪組織の間で立ちまわり、物語のホストとして重要な役どころのジムをコメディ俳優らしい軽妙な演技でこなしている。
また、ジムを支える妻エレンを『15時17分、パリ行き』『トゥモローランド』など映画やテレビで125以上の役柄を演じ、常に高い評価を受けるジュディ・グリム。
ホフマンを情報提供者として働かせるFBIのベネディクトに『ファースト・マン』など存在感ある演技で注目されるコリー・ストール。麻薬密売人には『ウォーキング・デッド』シリーズの人気キャラクター、エイブラハム役で注目されるマイケル・カドリッツなど実力派俳優が集結した。
監督は、ソーラ・バーチ、キーラ・ナイトレイが出演しカルト的人気を誇る『穴』などを撮り、英国アカデミー賞の受賞経験もあるニック・ハムが務める。

映画情報
映画『ジョン・デロリアン』
12月7日(土)新宿武蔵野館 ほか全国ロードショー
1977年、南カリフォルニア。パイロットのジムは、麻薬密売の現場をFBIに押さえられ、罪を問われない代わりにFBIの情報提供者となる。彼は引っ越した家の隣に住むのがゼネラルモーターズでポンテアック・GTOの開発に携わったジョン・デロリアンだと知り驚く。
美しい妻子とともに素晴らしい家に住み、夢のために自らの会社を立ち上げ、革新的な車“デロリアン”を開発しているジョンの完璧な人生に憧れるジム。しかしジョンの会社は新車開発で様々なトラブルが発生し、彼は資金繰りに窮していることを知ったジムは、友人となったジョンをFBIに麻薬密売の罪で売り渡す計画を立てるのだった……。
出演
リー・ペイス『ホビット』シリーズ
ジェイソン・サダイキス『モンスター上司』
ジュディ・グリア『15時17分、パリ行き』
マイケル・カドリッツ『ウォーキング・デッド』シリーズ
監督
ニック・ハム『穴』

© Driven Film Productions 2018

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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