極道の世界を女性側の視点から描いた大人気シリーズ
©東映ビデオ・TBS・高田事務所
極道の知られざる世界を女性側の視点から描いて一躍話題を呼んだ、家田荘子の異色のルポルタージュ「極道の妻たち」。この原作をもとに、1986年に映像化された映画「極道の妻たち」は大ヒット。1998年のシリーズ第10作「極道の妻たち 決着」まで長らく続き、そのほとんどを岩下志麻が看板女優を務めた。
その岩下に代わって、本作からは高島礼子が主役の座を継いでいる。高島は姐御肌のヒロインをフレッシュに熱演。さらに、かたせ梨乃が前シリーズから引き続き、準主役として存在感を発揮している。監督は本作以後、新生“極妻”シリーズを4本立て続けに手掛ける関本郁夫。新生“極妻”シリーズの礎を作った。
WOWOWでは8月19日(月)の本作の放送を皮切りに、20日(火)に「極道の妻たち 死んで貰います」、21日(水)に「極道の妻たち リベンジ」、22日(木)に「極道の妻たち 情炎」、23日(金)に「極道の妻たち Neo」と、5夜連続で放送する。
<ストーリー>
大阪を拠点にする高須組の組長が、祭りのさなかに暗殺され、親の反対を押し切って結婚し、グアムに新婚旅行中だった息子の俊之が、新妻の由紀を伴って急遽帰国。それまで堅気として生きてきた俊之は、これを機に父の跡目を継ぐ決心を固めるが、今度はその俊之までもが暗殺される事態に。実はこれらは、高須組の看板と利権をひそかに付け狙う幹部の根元が企てた陰謀だった。愛する夫の無念を晴らすべく、由紀は復讐を心に誓う。
- 番組情報
- 映画「極道の妻たち 赤い殺意」
8月19日(月)22:45~00:45
WOWOWシネマ[字] 出演
高島礼子 かたせ梨乃 野村宏伸 中尾彬 六平直政 名古屋章 諸星和己 永島敏行
監督
関本郁夫
脚本
中島貞夫
音楽
大島ミチル
・番組情報サイト
©東映ビデオ・TBS・高田事務所
- この記事を書いた人
- 栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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