「埼玉県のうた」は毒舌すぎて自分で封印していた…


写真:ウィルメディア編集部

 
テレ玉(地デジ3ch)が開局40周年を迎えるにあたり、「テレ玉開局 40 周年記念事業 記者発表会」が行われた。40周年記念事業や今年上半期の編成についての発表、歌手はなわの歌とトークなど、盛りだくさんのイベントだった。
まずは4つの40周年記念事業が発表された。
埼玉県の全63市町村から生中継する「情報番組マチコミ」の新コーナー「ご当地中継63」、8/20から25まで埼玉西武ライオンズの6連戦を中継する「ライオンズシリーズ」、埼玉を支える子どもたちに送るミュージカル「ピーターパン」、開局40周年記念ソングに決定した、はなわが歌う「咲きほこれ埼玉」。テレ玉にかかわるすべての皆様にこれまでの感謝を伝える1年にしたい、という思いからついたキャッチコピー「感謝!感謝!40周年」に相応しい内容だ。
続いて今年上半期の新編成について発表された。新たなファンの拡大を目指すゴルフ番組「塩谷育代のベストショット」のスタート、また「プロゴルファー猿」「忍者ハットリくん」が地上波初のデジタルリマスターでよみがえる、新たなアニメ枠「アニメ40’s」が発表された。


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そしてお待ちかね、歌手のはなわが登場。「僕自身も42歳でテレ玉と同じ年齢。記者の前で歌うのはやりづらい」と照れつつも、映画「翔んで埼玉」の主題歌の「埼玉県のうた」を歌った。
歌い終えると映画について「ボヘミアン・ラプソディを超えるパワーがある」と触れ、主題歌のヒットもあって「16年前は『SAGA、佐賀!』と道で声をかけられたけど、いまは『さいたま!』になった」と大ブレイクの影響を語った。
8月に予定されているライオンズ戦の始球式については「実は西武ライオンズの辻監督は佐賀県出身で、高校の先輩。一緒に食事したときに『西武ドームは雨で濡れる』と歌ったら、『風が入ってくるからいいって言う人もいる』といろいろ教えてくれた」と意外な交流を披露。
また「始球式ではEXILEの関口メンディーには負けたくない」とライバル心をむき出しにした。
テレ玉開局40周年記念ソング「咲きほこれ埼玉」の話題になると、「実は『埼玉県のうた』は20年くらい前にアルバム「HANAWA ROCK」に入れたんです。毒舌がすごくて自分で封印していたところ、『翔んで埼玉』の武内英樹監督が見つけてくれてオファーが来てCD化。カップリング曲を作るときに、今度は埼玉をフォローする歌詞、埼玉県の人が喜ぶ曲にしました」と裏話を披露。「秩父をドライブしながら作った」と埼玉への愛着を語った。こちらの曲も好評で、ビビる大木やハライチの岩井勇気からも連絡があったという。


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「咲きほこれ埼玉」を歌い終えて報道陣に囲まれると、「もし紅白(歌合戦)に出場できたら、大宮の駅前から中継したい」と熱意たっぷりに語った。そして埼玉が出生地であることを明かすと、報道陣から「佐賀県と埼玉県が甲子園で対決したら?」といじわるな質問が飛んだが、「どっちも応援して引き分けを望む」と答えた。
最後に、テレ玉開局40周年について聞かれると「若手のころからお世話になっている局なので、テレ玉と一緒に埼玉を盛り上げていきたい」と締めくくった。
テレ玉/地デジ3ch 公式サイト

※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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