アル・パチーノのゴールデングローブ賞受賞作品


© 1973 STUDIOCANAL

 
警察組織の汚職と腐敗に立ち向かう青年刑事をアル・パチーノが演じた映画「セルピコ」が10月28日(月)にWOWOWで放送される。
警察組織内に蔓延する汚職と腐敗の意外な現実に直面して驚き、その改善を周囲に訴えたものの、逆に孤立してすっかり四面楚歌の状況に陥り、ついには腐敗の実態を世間に公表することを決意したNY市警の元刑事、F・セルピコ。
彼の実体験を赤裸々に綴り、大きな反響を呼んだノンフィクションを、社会派の名匠シドニー・ルメット監督が迫真のタッチで映画化した。
前年に「ゴッドファーザー」に出演し、一躍注目を浴びたアル・パチーノが、本作でも息詰まる熱演を披露。本作では第31回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞に輝いた。

<ストーリー>

正義感に燃えて法の番人になることを決意し、警察学校を卒業後、晴れてNY市警の一員となったセルピコ。麻薬課に配属された彼は、ヒッピー風の身なりをしながら、街での潜入捜査に励むが、地元のボスからの賄賂を敢然と拒否してよそへ左遷させられる一方、同僚たちが汚職や腐敗にまみれている現実を目の当たりにし、激しい憤りを覚える。不正を憎むセルピコは、周囲から裏切り者の烙印を押されてすっかり四面楚歌の状況に陥り……。

番組情報
映画「セルピコ」
10月28日(月)23:15~1:40
WOWOWシネマ[字] 出演
アル・パチーノ ジョン・ランドルフ ジャック・キーホー ビフ・マクガイア トニー・ロバーツ
監督
シドニー・ルメット
音楽
ミキス・テオドラキス
原作
ピーター・マーズ
番組サイト

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※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす~く生きている。
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