ドイツで注目の若手俳優・ヨナス・ダスラーが主演!


©2018bomberoint._WarnerBros.Ent. photo by Gordon Timpen

 
第69回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された、ファティ・アキン監督最新作「The Golden Glove」が『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』の邦題で、2020年2月14日(金)にヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館にて公開することが決定した。
本作は、『女は二度決断する』で第75回ゴールデングローブ賞外国語映画賞、第70回カンヌ国際映画祭主演女優賞(ダイアン・クルーガー)を受賞した、ドイツの名匠ファティ・アキン監督の最新作。
1970年代にドイツ・ハンブルクで実際に起きた、連続殺人事件の犯人フリッツ・ホンカについての物語を、同名のベストセラー小説をもとに描きだした。一見無害で負け犬に見えるフリッツ・ホンカは、夜な夜な行きつけのバー<The Golden Glove>へやってきては孤独な女性たちに近づいていた。衝撃的な内容ゆえに今年のベルリン国際映画祭で最も賛否両論を巻き起こした問題作だ。
主人公フリッツ・ホンカを演じるヨナス・ダスラーは、舞台を中心にドイツで活躍する新進気鋭の実力派若手俳優。今年5月に日本でも公開された『僕たちは希望という名の列車に乗った』(’17/ラース・クラウメ監督)でバイエルン映画賞新人賞を受賞。
本作では、毎日特殊メイクに3時間かけて、折れ曲がった鼻、特徴的な斜視、極度に猫背のフリッツ・ホンカへと大変身し、ユーモラスで人間味がありながらも、観るものを縮み上がらせる狂気に満ちた演技で強烈な印象を残した。また本作の活躍により、ヴァラエティ誌が選ぶ「注目すべきヨーロッパの若手映画人10人」にも選出されている。

映画情報
映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
2020年2月14日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
監督・脚本
ファティ・アキン(『ソウル・キッチン』『女は二度決断する』)
出演
ヨナス・ダスラー、マルガレーテ・ティーゼル、ハーク・ボーム

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※この記事はauテレビでも掲載されました。
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この記事を書いた人
栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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