新型コロナウイルスの感染防止対策で、各球場で収容人数50%の有観客試合で開催中のプロ野球。PL学園出身・元プロ野球選手の野々垣武志が、キーマンとなった選手を取り上げて、パ・リーグ6球団の1週間の死闘を振り返ります。
<埼玉西武ライオンズ/ザック・ニール/チーム成績:2勝4敗>
10月2日のロッテ戦に先発し、7回を1安打0失点で今季3勝目を挙げたニール。このところ、勝ち星から遠ざかっていたので、自身にとってもチームにとっても嬉しい勝利だ。開幕からここまでの成績は防御率4.89、3勝6敗と負けが先行しているが、今回のような、低めを丁寧にコーナーを突く投球が出来れば、白星も増えるだろう。
<福岡ソフトバンクホークス/東浜 巨/チーム成績:5勝1敗>
10月3日の日本ハム戦に先発した東浜巨。7回2/3を4安打1失点で今季6勝目を挙げた。この試合、初回から低めにボールを集め打たせて打ち取る投球で8回に王柏融に右翼にソロ本塁打を打たれて降板するまで、ピンチらしいピンチはなかった。今シーズンのここまでの成績も防御率2.66、6勝1敗の抜群の安定感を見せている。
<東北楽天ゴールデンイーグルス/涌井 秀章/チーム成績:3勝3敗>
8月の終盤から調子を落としていた涌井秀章が、9月30日の日本ハム戦に先発し、8回を6安打2失点に抑えて今季10勝目を挙げた。先頭打者を出したのが4回の柳田悠岐の内野安打1本と、先頭打者を塁に出さずに得点チャンスを与えない投球を見せた。今シーズン、ここまでの成績は防御率3.06、10勝3敗。9勝の美馬学、7勝の千賀滉大との最多勝争いで、頭ひとつ抜きん出ている。
<千葉ロッテマリーンズ/小島 和哉/チーム成績:4勝2敗>
2年目の小島和哉が30日のソフトバンク戦に先発し、6回を2安打無失点に抑え今季6勝目を挙げた。4回に自らの四球でピンチを招いたが、2死一、二塁から得意のスライダーで大田泰示を三塁ゴロに打ち取り、その後も6回まで投げきって勝ち投手となった。今シーズンの成績は防御率3.50、6勝6敗。この調子で初の2ケタ勝利に期待したい。
<北海道日本ハムファイターズ/杉浦 稔大/チーム成績:1勝5敗>
10月1日のロッテ戦に先発した杉浦稔大が、素晴らしい投球で今季6勝目を挙げた。この試合では立ち上がりから、糸を引くような直球と抜群の制球力でロッテ打線を翻弄。終わってみれば6回を5安打1失点9奪三振でマウンドを下りた。今シーズンの成績は防御率2.80、6勝3敗という安定感でチームの勝利に貢献している。
<オリックス・バファローズ/増井 浩俊/チーム成績:3勝3敗>
9月30日の西武戦に増井浩俊が先発し、6回を2安打に抑えて今季1勝目を挙げた。日本ハム時代の2016年9月24日以来、実に1467日ぶりとなる先発勝利。シーズン途中でリリーフから先発に転向し、3試合目にしての初勝利。投球フォームもセットポジションからワインドアップに変更し、何かをつかんだ試合だった。今シーズンの成績は防御率3.28、1勝2敗5H。次回の登板にも期待できそうだ。

文・野々垣武志(ののがき たけし)
1971年7月8日生まれ、奈良県桜井市出身。1989年にPL学園からドラフト外で西武ライオンズに入団。同期入団は、ドラフト1位の潮崎哲也、2位の鈴木哲、3位の大塚光二、4位の宮地克彦ら。主に内野手として6年間プレーし、1995年にトレードで広島東洋カープに移籍し、代打の切り札として活躍した。2001年からはダイエーホークスに2年間在籍。その後は台湾プロ野球の誠泰太陽に移籍し、14年間の現役生活に幕を下ろした。現在は野球指導者、YouTuberとして活躍している。

 
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