総資産3,000億円!御曹司バチェラーを巡る女たちの争いを描く新ドラマ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』が、7月3日(土)よりスタート!バチェラーの妻の座をかけ7人の女性たちが欲にまみれた闘いを繰り広げ、ドロドロのバトルの先にはバチェラーの死という衝撃の展開がーー。ハイスペックな御曹司バチェラー・鳴戸哲也に扮するのは古川雄大。ミュージカル界の貴公子として知られる彼が、本作でドラマ初主演を果たします。さらにバチェラーを巡る女性たちには、葵わかな、トリンドル玲奈、寺本莉緒、尾碕真花、北原里英、成海璃子、真飛聖と、豪華女優陣が集結。ここでは、主演を務める古川雄大さんにインタビュー!ドラマ初主演の意気込みと、役への取り組みをお聞きしました。

総資産3000億の御曹司役で初主演!

◆7月スタートの新ドラマ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』で、テレビドラマ初主演を務めます。
古川:舞台ではいくつかの作品で主演を務めさせていただいてきましたが、いつかドラマでも主演できたらという想いが一つの目標としてありました。だから今回その夢が実現した嬉しさはすごくありましたし、喜びを感じつつ撮影に挑んでいます。
僕が演じた鳴戸哲也は、ルックスもお金も優しさも全てを兼ね備えた御曹司。最初にお話をいただいたときは、なんてすごい役なんだと思いました(笑)。ただ舞台では王子や皇太子といった役も演じてきましたし、舞台で御世話になっている演出家の小池修一郎先生は華やかさや美しさを追求する方なので、特に見え方の部分に関しては徹底的にご指導いただいたところがあって。今回の御曹司役は立ち居振る舞いや衣裳の着こなしも重要な部分で、そういう意味ではやはり舞台での経験は役に立ったのではないかと思っています。

◆総資産3000億の御曹司というこのハイスペックな役にどのようにアプローチしていったのでしょう。
古川:僕自身とはかなりかけ離れた役なので、まず声のトーンから変えて落ち着いた雰囲気を出すよう努めました。あと御曹司らしさや優しさが感じられるよう、女性をエスコートするシーンなど立ち居振る舞いはかなり意識しました。ただ哲也は大金持ちの御曹司ではあるけれど、かつて結婚を考えた彼女をなくしたことで恋愛に対して臆病な部分を持っていて、どこか闇を抱えているんです。この企画に参加したのもなんとかその現状を打破しなければという想いがあるからで、だから単純にキラキラしているというよりは、ちょっと影の部分も感じられるよう意識して演じていきました。

7名の女優たちに囲まれて。

◆哲也を演じていて難しかったこと、撮影時の苦労といえば?
古川:哲也は基本的に受けの立場で、女性たちから次々と積極的に迫られては、それに対して戸惑っている。台詞にしても「……」という部分がたくさんあって、その余白を表現するのはすごく難しかったです。あと僕的に大変だったのが、遊園地のシーン。絶叫系は苦手なので、ちょっと苦労しました(笑)。でも撮影は明るく和気藹々とした雰囲気で、だからこそどんな事でも憶せず挑んでいける、そんないい空気が流れていたように思います。

◆現場の雰囲気はいかがでしたか?7名の女優に囲まれての撮影でしたが、戸惑いはなかったですか?
古川:葵わかなさんとは共演経験がありますが、他の方はみなさん初めましての方ばかり。僕は普段あまり初対面の方とすぐ打ち解けられるタイプではなく、ちょっと人見知りするところもあって。だけど今回は主演ということで、かなり早い段階からキャストはもちろんスタッフの方々と意識していろいろ話すようにしていました。やはりコミュニケーションを取ることで生まれる空気感というのはあると思うので、そこはいつもより頑張ったつもりです(笑)。
葵さんとは今回3度目の共演です。けれどこれまでの現場ではさほど交流があったわけではなくて、こんなにいろいろ話をしたのはたぶん初めてだったと思います。実はこの現場で葵さんから“古川さんのことがずっと怖かったんです”と言われてしまって……。どうやらこれまでの現場では葵さんに話しかけられても一言二言返すくらいで、全く会話が盛り上がってなかったみたいなんです(笑)。僕にとってはそれが普通で、全く悪気はなかったですし、つれなくした気はなかったのですがーー。そういう意味では、今回3度目の共演にしてようやく距離が少し縮まったのかもしれません(笑)。

女性たちの本気バトルに……。

◆作中は7名の女性たちが哲也の妻の座を巡って激しいバトルを繰り広げます。もし古川さんが哲也の立場だったら?積極的な女性をどう思いますか?
古川:僕自身はどちらかというと積極的に迫ってくる女性より、ちょっと引いた感じの方が気になっちゃうタイプです。他の女性たちが盛り上がっているなか、一人でぽつんとしている彼女のような女性を見かけると、「大丈夫?」ってこちらの方から声をかけてしまいたくなってしまう気がしています。

◆7名の花嫁候補に扮する女優たちの演技バトルにも注目です。
古川:毎回いろいろ女性たちのバトルがあって、ビンタにしても本気で叩いていたりと、そういう意味ではかなり激しい撮影だったと思います。もちろん演技とはいえ、女性は強いなと思って見てました(笑)。
実際女性陣はみなさん元気でした。撮影は香川のホテルに二週間泊まり込みで行いましたが、毎日朝は早いし夜までみっちりスケジュールが詰まっていて、僕は撮影が終わったらさっさと寝て翌日に備えたいタイプです。だけどみなさんは夜遅く撮影が終わってもそれから大浴場に行ったりと、自分の時間をしっかり満喫してて。女性はタフだなと改めて感じました(笑)。

◆7月3日より放映がスタートします。撮影の手応えと、読者にメッセージを御願いします。
古川:第一話を観ましたが、すごく面白い作品になっていると思います。何しろ僕は開始5秒で死んでしまうので(笑)、まずその導入が斬新ですし、そこから先どうなるのか、きっと引き込まれてしまうはず。一体誰が犯人なのかという謎解きに加え、恋愛面や笑える部分だったりと、いろいろな要素が盛り込まれています。きっと誰が観ても楽しんでもらえると思います。早くみなさんに観てもらいたいし、ぜひ感想を聞きたいです。

番組概要

サタドラ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』

放送日時
2021年7月3日より毎週土曜日 23:25~放映

放送局
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送

ストーリー
総資産3,000億円の御曹司バチェラー・鳴戸哲也(古川雄大)の妻の座をかけたリアリティー番組が企画される。花嫁候補として選ばれたのは、デパートの寝具売り場の店員・志倉若菜(葵わかな)、おっとりした性格で趣味はヴァイオリンという癒し系美人・河原麗奈(トリンドル玲奈)、「あざとかわいい」を押し出しているアイドル・一ノ瀬りお(寺本莉緒)、超大手財閥の令嬢で女子大生・森下一香(尾碕真花)、病棟勤務の看護師・嶋田理恵(北原里英)、エリート弁護士・須崎利子(成海璃子)、エステ・化粧品会社経営のセレブ社長・遠藤星(真飛聖)の7人の女性たち。彼女たちはそれぞれ誰にも言えない秘密を抱え、それぞれ真の狙いを隠し持っていた。バトルの末に哲也が選ぶ女性とは、そして哲也を殺したのは誰なのかーー。

出演
古川雄大、葵わかな、トリンドル玲奈、寺本莉緒、尾碕真花、北原里英、成海璃子、真飛聖

監督
北川瞳、安見悟朗

脚本
山岡潤平

主題歌
Cö shu Nie(コシュニエ)

サタドラ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』(番組公式ページ)

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