昭和歌謡でヒットしたカバーソングの謎に迫る。
水原弘、佐川ミツオ、フランク永井のあのヒット曲は実はカバーソング。
ゲストはデビュー曲がカバーだった大川栄策ほか。


左から:武田鉄矢、大川栄策、市川由紀乃、合田道人、繁田美貴(テレビ東京アナウンサー)©BSテレ東

 
BSテレ東では、1月14日(金)よる7時から「武田鉄矢の昭和は輝いていた輝きを増したカバーソング2時間スペシャル」を放送。
過去の名曲が、新たな歌手とアレンジで甦るカバーソング。そんなカバーソングの魅力とヒットした時代背景に迫る。古くは、大正11年頃に様々な歌手によって歌われヒットした「船頭小唄」、昭和32年に森繁久彌によってカバーされヒットした。オリジナルとカバーの違いとは?昭和30年代、日本が高度経済成長期に入ると、幅広い世代に支持されリバイバルブームが起こる。戦前、戦中の名曲を若手の歌手が新しい解釈でカバーしヒットを量産。佐川ミツオの「無情の夢」、水原弘の他、ゲストの大川栄策など多くの歌手が歌った「裏町人生」の他、フランク永井の「君恋し」など、実はカバーソングとしてヒットした曲の数々をオリジナルの曲と聴き比べる。また、発表したもののヒットに至らず、その後タイトルや歌詞、アレンジなどを変えて別の歌手がカバーし大ヒットした昭和40年代の意外なカバーソングを紹介!さらに、東海林太郎と島倉千代子が「すみだ川」を歌う超貴重映像も!! 世代を超えてヒットし、今なお歌い継がれるカバーソングの名曲を懐かしの映像とともに振り返る2時間スペシャル!どうぞお見逃しなく!

出演者&番組プロデューサー コメント

■大川栄策(歌手)

昭和の後半にカバーソングで歌謡界にデビューした私も、はや半世紀以上の月日が流れましたが、レコード産業の黎明期から歌謡曲の成り立ち、そしてその変遷、隆盛、発展をテレビ東京に残る貴重な映像と歌声で武田鉄矢さんの名調子と的確なコメントで見せて頂きアッという間の2時間でした。又、その歌と共に歩み様々な人生の中で涙し励まされて来た多くの日本人が愛した作品を、数十年のサイクルで蘇るカバーソングに、改めて命を吹き込む音楽的な手法やストーリーの練り直し。さらにその作品で新しいキャスティングによってスターが誕生する秘密等が解き明かされ、自分が出演者で或ることを忘れて本当に楽しめたひと時でした。ありがとうございました。


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■市川由紀乃(歌手)

昭和という時代の素晴らしさを音楽を通じて感じることができる大好きな番組に初めて出演をさせていただき、感激いたしました。また、諸先輩方から貴重なお話もうかがえて、初めて知る楽曲、そして、この名曲もカバー曲だった…という新たな発見もあり、たくさんのことを勉強させていただきました。私にとって宝物の映像がまたひとつ増えました。


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■合田道人(作家・音楽プロデューサー)

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて今回はリバイバルソング、カバーソングを集めています。ある時期にヒットした歌が時を経て、その時期の人気歌手たちによって再び大ヒット曲に育ち、歌が生き続けたという面白い企画です。私が生まれた時期(1961年近辺)は、まさにリバイバルブームといわれていました。昭和初期に歌われた「雨に咲く花」や「無情の夢」が、その頃大流行りのロカビリー歌手たちによって甦り、33年前も発売されていた「君恋し」を当時のトップスター、フランク永井が歌うことでその年の「レコード大賞」まで受賞するのですから、これは特筆ものです。そんなリバイバルによって生き続けたヒット曲の数々をお届けします。途中のクイズコーナーも面白いですからね!ぜひご覧ください。


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■橋本かおり 統括プロデューサー(BSテレ東 制作局)

浜口庫之助作詞作曲の「愛して愛して愛しちゃったのよ」は、言わずとしれた和田弘とマヒナスターズ&田代美代子のヒット曲だが、元は本人作曲のお座敷ソングだった。
浜口は、“2度ストライクを見逃しても次の好球をホームランすればいいのだ”と、言っている。良いメロディーは、いつの世にも受け入れられるのだろう。 番組では、昭和40年代に流行った曲を元歌と比較して、クイズ形式でもお楽しみ頂きます。あっと驚くお色直しをして輝いたヒット曲をご堪能ください。

番組概要

タイトル
「武田鉄矢の昭和は輝いていた 輝きを増したカバーソング2時間スペシャル」

放送日時
2022年1月14日(金)19:00~20:54

放送局
BSテレ東(BS7ch)/BSテレ東4K(4K7ch) 全国無料放送

出演者
【司会】
武田鉄矢/繁田美貴(テレビ東京アナウンサー)

【ゲスト】
大川栄策/市川由紀乃/合田道人

「武田鉄矢の昭和は輝いていた」(番組公式ページ)

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