木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』

国内外で話題となった“レズビアン”を主役にした復讐愛憎劇「チェイサーゲーム W パワハラ上司は私の元カノ」の続編「チェイサーゲームW2 美しき天女たち」の放送が9月19日(木)よりスタート。本作では、前作に引き続き、菅井友香と中村ゆりかがW主演を務める。前シーズンで語られなかった樹(菅井)と冬雨(中村)が別れた後から再会するまでの1年の空白期間と、再会した後の2人の物語が展開。樹と冬雨を軸に繰り広げられる様々な人間模様を描く。今回は、菅井友香と中村ゆりかによるスペシャル対談をお届け。今作の見どころや撮影を通して発見したお互いの新たな一面、今年の秋に取り組んでみたいことなどを語ってもらった。
 

「2人でいろいろ意見を出し合いながら撮影に臨みたいと思います」


――ファン待望のシーズン2が始まりますが、続編の話を聞いてどんな感想を抱きましたか?

菅井:最初はびっくりしました。ドラマを見てくださった皆さんが、私たちの想像以上に作品に対して愛を注いでくださったからこそなんだなと。感謝の気持ちでいっぱいですし、全力で頑張りたいと思います。
中村:ファンイベントを開催することができたのは、皆さんが応援してくださったから。前作が良かったおかげでシーズン2ができるということはとてもうれしいですし、また作品に参加できることを光栄に感じています。


――シーズン2に向けて、お互いに話をしましたか?

菅井:お互いの仕事が一段落した時に結構会う時間があって。シーズン2は関係値が一歩進展した中で始められるから、また違うものが生み出されるかもしれない。だから、自分たちもいろいろ意見を言っていこうね、という話をしました。
中村:一緒にご飯を食べに行ったりした時に、もっと話し合って良いものにしたいという思いは同じなんだなと感じて。お互いに信頼し合いながらシーズン2に臨むことができるなと思いました。

木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』


――前作とは違う展開が期待できそうですね。

菅井:前作は樹と冬雨が周りの人たちの幸せを願って離れる決断をしたところで終わりました。今回は、そこから先のお話です。2人が改めて周りと向き合いながら、どうやって幸せの形を実現していくのか。その物語がより深く描かれそうだと思いました。
中村:冬雨は中国人という設定ですけど、今回は韓国のインフルエンサー・ヨルムという、新しいキャラクターが登場します。多国籍なお話になりそうだなと感じましたし、またちょっと違う空気を味わえるドラマになりそうな予感がしています。冬雨のお母さんもストーリーをかき乱すような存在になるかもしれません。


――ちせさんが演じる新キャラのヨルムの印象はいかがですか?

菅井:ヨルムはさっぱりしていてかっこいい女性です。樹にとっては過去からつながりがあって自分のことを救ってくれた存在でもあるんです。ヨルムによって、樹と冬雨の物語も進んでいくので大事なキーパーソンです。
中村:割と隠すことをしないというか、正々堂々と自分のスタイルを押し出していく印象です。そういうヨルムの姿に、冬雨としていろいろ考えることがあるし、成長する部分にもなるのかなと。たぶん、私たちの思いを代弁してくれるような存在なんだと思います。

木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』


――お2人は前作が初共演でしたが、撮影を通して印象が変わった点はありましたか?

中村:最初の頃は冗談とか言ったら嫌がられちゃうかなと思って、言葉に気をつけながら話していました。
菅井:え、そうなの? 知らなかった(笑)。
中村:でも、現場で一緒に過ごしていると、少しずつ素が見えてきて。疲れた時にお菓子を食べに行くタイミングが一緒だったりとか、ちょっとしたコミュニケーションをきっかけに仲良くなっていったような気がします。話しやすいですし、現場ではとても頼もしい存在。芯が強くて笑顔がすてきな女性です。
菅井:ゆりかちゃんは美しくて、ふわっとした柔らかさもあるんです。そのギャップが素敵だなというのが第一印象でした。現場では、笑い始めたら止まらなくなったり、冗談を言ったり。ゆりかちゃんのいろんな顔を見ているうちに、私も普通に素を出せるようになって毎日が楽しかったです。ゆりかちゃんは周りの人たちを明るくしてくれる女性で、私にとっても頼りになる存在です。
中村:2人で褒め合っちゃったね(笑)。
菅井:ちょっと恥ずかしいね(笑)。


――プライベートでも一緒に遊びに行っているとお聞きしましたが、2人で旅行するとしたらどこに行きたいですか?

菅井:台湾に行ってみたいです。
中村:行きたいね!
菅井:ゆりかちゃんに案内してもらいたい。
中村:任せて。
菅井:おいしいご飯を一緒に食べたいです。

木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』


――季節は夏から秋に変わりますけど、今年はどんな秋にしたいですか?

中村:私は「健康の秋」にしたいです。20代前半の頃はいっぱい動いても全然疲れなかったんです。でも、最近はちょっと無理をすると疲れを感じるようになってしまって。
菅井:まだ、そんな年齢じゃないでしょ?(笑)
中村:このままじゃダメだと思ったので、運動も食事も自分を労るような生活を送りたいなと。香りが好きで、出掛ける時や寝る時など、TPOに合わせて香りを変えて自分の精神をコントロールしているので、それも上手く取り入れたいですね。
菅井:私は「演劇の秋」。前作のシーズン1をきっかけに、いろいろな映像作品に参加する機会をいただいて、ありがたいなという気持ちと、もっと勉強しなければいけないという思いが強くなったんです。今は、映画や演劇など、幅広いジャンルの作品に触れるのがすごくうれしい。楽しみながら少しずつ吸収していきたいと思っています。

 

ドラマ情報
木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』
毎週木曜深夜24時30分~25時(※初回は深夜24時40分~)
9月19日(木)から、テレ東系にて放送スタート

《あらすじ》
お互いに想い合いながらも一度は離ればなれとなった樹(菅井友香)と冬雨(中村ゆりか)。そんな2人は、冬雨の夫と娘の理解を得て無事に再会。樹と冬雨は、会えなかった空白期間を埋めるようにたくさん話をして抱きしめ合い、幸せな時間を過ごしていた。ところが、樹の前に初恋相手のヨルム(ちさ)が現れたことで状況が一変。さらに、樹との関係をよく思わない冬雨の母からの監視が続き、2人の関係に不穏な空気が流れ始める。

木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』
(C)「チェイサーゲームW2」製作委員会

出演:菅井友香、中村ゆりか、ちせ、菊地姫奈、花柳のぞみ、星野奈緒 / 黒谷友香
原作:漫画原作 松山洋(株式会社サイバーコネクトツー)・漫画 松島幸太朗(株式会社サイバーコネクトツー)
「チェイサーゲーム」(発行:KADOKAWA Game Linkage/発売:KADOKAWA/電子書籍出版:株式会社ナンバーナイン)
監督:太田勇(テレビ東京)、杉岡和哉、井木義和
脚本:太田勇(テレビ東京)、アサダアツシ

木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』公式サイト

撮影:宮崎雄亮 取材・文:小池貴之

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