新宿タイガーとは一体何者か!?
©「新宿タイガー」の映画を作る会
新宿で40年以上新聞配達する男、新宿タイガーのドキュメンタリー映画『新宿タイガー』については先月お伝えしたが、待望の続報が到着。映画の予告編映像と、新宿タイガー氏のコメントが到着した。
映画についておさらいしておくと、監督は劇映画「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」が、国内外で絶賛された佐藤慶紀。俳優の渋川清彦、八嶋智人&宮下今日子夫妻、女優・文筆家の睡蓮みどり、井口昇監督などの著名人や、新宿タイガーを長年知る新聞販売店関係者、店舗のポスターに彼を起用したTOWER RECORDS新宿店の関係者らが登場。これら様々な関係者へのインタビューと寺島しのぶのナレーションを通じ、タイガーの素顔と、新宿という街が担ってきた重要な役割、を浮き彫りにしていく。
なお本作は、3月8日(金)~17日(日)まで開催される、第14回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門に正式出品されることが決定している。3月10日(日)16:15~、3月14日(木)18:30~。ともにシネリーブル梅田3での上映となる。3月22日(金)のテアトル新宿での公開を前に、ますます盛り上がりを見せている。
映画『新宿タイガー』予告編動画(YouTube)はこちら
新宿タイガーさん(出演)コメント
自分のドキュメンタリー映画ができるなんて、夢みたいな話です。奇跡に等しいです。新宿の珈琲西武で3時間のインタビューを3回やりました。去年は36回密着され、地球が回るくらい映像を撮っていました。
完成した作品を観て、感無量です。愛と夢と感動をありがとう。こういう素晴らしい映画には自分自身もめったにお目にかかれないです。
本作は、新宿の歴史の中に自分を入れてくれたから、生の迫力があります。リアル以上のリアルでした。
新宿は大好きな街です。新宿でなかったらタイガーは生まれていなかった。
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「新宿タイガー」
3月22日(金)~テアトル新宿他にてロードショー
©「新宿タイガー」の映画を作る会概要
東京のエンターテインメントをリードする街・新宿。
1960年代から1970年代にかけ、新宿は社会運動の中心だった。
2018年、この街には“新宿タイガー”と呼ばれる年配の男性がいる。彼はいつも虎のお面を被り、ド派手な格好をし、毎日新宿中を歩いている。彼が24歳だった1972年に、死ぬまでこの格好でタイガーとして生きることを決意した。何が彼をそう決意させたのか――?
彼が働く新聞販売店や、1998年のオープン時と2012年のリニューアル時のポスターにタイガーを起用したTOWER RECORDS新宿店の関係者、ゴールデン街の店主たちなど、様々な人へのインタビューを通じ、虎のお面の裏に隠された彼の意図と、一つのことを貫き通すことの素晴らしさ、そして新宿の街が担ってきた重要な役割に迫る。
出演者
新宿タイガー
寺島しのぶ(ナレーション)
八嶋智人/渋川清彦/睡蓮みどり/井口昇/久保新二/石川ゆうや/里見瑤子/宮下今日子/外波山文明/速水今日子/しのはら実加/田代葉子/大上こうじ 他
スタッフ
監督・撮影・編集:佐藤慶紀
企画:小林良二
プロデューサー:塩月隆史
撮影:喜多村朋充
写真:須藤明子
音楽:LANTAN
制作:Aerial Films
配給:渋谷プロダクション
製作:「新宿タイガー」の映画を作る会
・「新宿タイガー」(公式サイト)
・「新宿タイガー」(公式Twitter)
・「新宿タイガー」(公式facebook)
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- この記事を書いた人
- 栗林 勝/編集者/1970年東京都生まれ。
専修大学英文科を卒業後、20年ほどアダルト・サブカル系出版社で、雑誌・書籍・ウェブ編集を経験。広く、浅く、安く、をモットーにうす〜く生きている。
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