『わたし、定時で帰ります。』“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン

共演には向井理、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリア、
ほか個性豊かな俳優陣が決定

 
「働き方改革」が叫ばれる現代に問う・・・。
働くとは? 仕事とは? そして本当の幸せとは?
残業ゼロ、定時で帰るがモットーのニューヒロインが曲者のモンスター社員が抱える様々なトラブルを解決!
現代に働くすべての人を応援する“心温まるワーキングドラマ”をお届けします!

 
TBSでは、4月期の火曜ドラマ枠(毎週火曜よる10時)で『わたし、定時で帰ります。』を放送することが決定した。「長時間労働」、「サービス残業」、その先に起こりうるかもしれない「過労死」。長時間労働の是正や雇用形態にかかわらない公平な待遇を目指す「働き方改革」が近年、多くの関心を集めている。本作は、同名小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく働く人々の意識改革=社会人の持つべき“ライフワーク・バランス”について描く。厚生労働省が声を上げても、「理想と現実は別、残業は仕方ない」と諦めている人や、「残業する美学」を持つ人々も多数存在するのが今の日本社会。本ドラマは、そんな現代の日本で“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを主人公に、曲者ぞろいのブラック上司や同僚たちの間で奮闘しながら、毎日に小さな奇跡を起こす。現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などのシンプルなメッセージを伝えていく。
原作は、自身も会社員を経験しており、作品ごとの徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気を博している朱野帰子(あけの・かえるこ)のお仕事小説『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)。発売当初から、今までのお仕事小説とは一味違うと、20、30代の働く男女を中心に幅広い世代の読者から人気を博している。脚本は『夜行観覧車』(2013年)『リバース』(2017年)などのテレビドラマや映画の脚本を手掛け、繊細な人物描写と視聴者を引き込むテンポの良い展開に定評がある奥寺佐渡子と清水友佳子がタッグを組み、担当する。
主演は吉高由里子。TBSの連続ドラマへの出演は『ラブシャッフル』(2009年)以来実に10年ぶりで、主演は初となる。ドラマ、映画、CM、舞台とジャンルを問わず幅広い役柄を自在にこなす吉高が今作で演じるのは、主人公・東山結衣(ひがしやま・ゆい)。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OLだ。結衣は、同僚たちの様々な悩みに寄り添い、時に振り回され、そして解決していく。そんな彼女の背景には、新人時代のトラウマや、ワーカホリックだった元婚約者の存在があった・・・。

 
そして、結衣の元婚約者・種田晃太郎(たねだ・こうたろう)役には向井理。仕事が出来て部下からの信頼も厚いが、一度、仕事にのめり込むと周りが見えなくなるワーカホリックな男を演じる。近年ではひと癖ある役を演じ新たな魅力を放っている向井が、家庭環境や過去のトラウマから仕事に取り憑かれている男をどう演じるのか期待が高まる。
また、結衣の職場の先輩で産休を取り双子を出産するが、早々に職場復帰する、仕事に生きるスーパーワーキングマザーの賤ヶ岳八重(しずがたけ・やえ)役を内田有紀が演じるなど、脇を固める女優陣にも注目だ。
さらに、転職してきて結衣の新しいチームの部長となり、ブラック上司として結衣をはじめ職場の面々を振り回す福永清次(ふくなが・せいじ)役は、『あなたには帰る家がある』(2018年4月期)での怪演も話題となった、個性派俳優として人気の高いユースケ・サンタマリアが演じる。

 

あらすじ

主人公・東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。理由が無ければ帰りづらい風潮の中で、仕事中は誰よりも効率を追求し、生産性の高い仕事をし、定時になるときっぱり退社し、行きつけの中華料理屋でビールを楽しむという生活を送っている。だが新任の部長が赴任したことをきっかけに、結衣の前に曲者社員たちが立ちはだかる。ワーカホリックの結衣の元婚約者・種田晃太郎(向井理)、会社に住み着く非効率男・吾妻徹(柄本時生)、辞めたがりの新人男子・来栖泰斗(泉澤祐希)、仕事命の皆勤賞女・三谷佳菜子(シシド・カフカ)、産休明けのワーキングマザー・賤ヶ岳八重(内田有紀)、そして悪気なくブラック発言を連発する部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)。彼ら曲者たちが抱える様々な問題に、結衣はどう立ち向かうのか――?

主演・吉高由里子 コメント

演じさせていただく東山結衣は、ドラマに出てくる役柄の中で一番偏っていないキャラクターなんじゃないかなと感じています。過去のある出来事から、定時で帰るというのがモットーですが、いい意味で “普通”の女性。一般的な会社に勤めているという、共感しやすいキャラクターを頑張って演じられたらなと思っています。
会社員の経験が一度もなく、不安もありますが、一般の企業に勤めている会社員の友人に話を聞いたりしながら役のイメージを膨らませています。
そして、このドラマには思わず感情移入してしまう、人間味溢れる個性豊かなキャラクーがたくさん登場します。お仕事されている方もそうでない方も、見終わった後には心が少し軽くなって明日が前向きになれるような作品になっていくと思います。ぜひ楽しみに待っていてください。

原作者・朱野帰子 コメント

日々の仕事や家事に追われ、自分でも気づかないうちに、つい無理をしてしまう人たち。
将来やりたいことが見つからなかったり、自分は今の仕事に向いてないんじゃないか?と不安に思う人たち。「働き方改革」の時代に、サラリーマンも主婦も学生も、百人いれば百通りの悩みを抱えているのだと思います。肩肘張って一生懸命生きている人たちが、少し気持ちを楽にして、もっと自分を大切にしようと思える、そんなシンプルなメッセージを詰め込んだドラマになればと思います。
主人公の結衣は決してスーパーウーマンではありません。不器用で、自分の身の丈も分かっている優しい人だからこそ、そっと悩める人に寄り添い、心を軽くしていきます。
主人公・結衣を演じるのは吉高由里子さん。数々の出演作を拝見し、いつかご一緒したいと熱望していた吉高さんに引き受けていただき本当にうれしく思います。小さな幸せを感じて日々を大事に過ごすという、当たり前のようで実は難しい生き方を実践していく主人公を軽やかに演じていただき、「彼女のように生きたい」と思えるような主人公を一緒に作っていきたいと思います。さらに、向井理さんをはじめ、ユースケ・サンタマリアさん、内田有紀さんなど個性もお芝居も魅力的な出演者が決まり、今から楽しみでなりません。毎回、誰かに共感し、多くの悩める人々にとって明日を生きるヒントと勇気になるようなドラマを目指します。

ドラマ概要
タイトル
『わたし、定時で帰ります。』
放送日時
TBS系 4月スタート 毎週火曜22時~23時07分
出演者
吉高由里子/ 向井理/ 柄本時生/ 泉澤祐希/ シシド・カフカ/ 内田有紀/ ユースケ・サンタマリア ほか
スタッフ
製作:TBSスパークル TBS
原作:朱野帰子『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)

 
脚本:奥寺佐渡子
清水友佳子
演出:金子文紀(『逃げるは恥だが役に立つ』『あなたのことはそれほど』『大恋愛~僕を忘れる君と』ほか)
竹村謙太郎(『あなたのことはそれほど』、『アンナチュラル』、『中学聖日記』ほか)
プロデューサー:新井順子(『夜行観覧車』『Nのために』『リバース』『アンナチュラル』ほか)
八尾香澄(『重版出来!』ほか)

 

※この記事はauテレビでも掲載中です。
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この記事を書いた人
ウィルメディア編集部
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